戸隠森林植物園
戸隠森林植物園で52名の団体をガイド
午後の予約だったので昼前に下見を兼ねて園内を周遊っっ
中央広場にある
カツラの木の下は落ち葉の絨毯
カツラの葉は秋になると甘じょっぱい芳香を発します☆
みたらし団子や砂糖を焦がしたようなカラメルなど匂いの感じ方は人それぞれ
秋の名残り 咲き残っていた
ホタルブクロ と
ノコンギク
ツタウルシの紅葉 まるで立木が燃えているよう
ヤマモミジ と
ブナ
既に落葉した
ハンノキ林
ハンノキは紅葉しない落葉広葉樹の代表格
多くの落葉広葉樹は気温が下がり日照時間が短くなると光合成効率が低下
エネルギー収支がマイナスに転じると葉緑素の生成を止めると共に
葉の葉緑素を分解し貴重な窒素などの養分を回収します!
これが黄葉の仕組みです。。(紅葉にはもう一つプロセスが加わります)
ハンノキは根で菌類と共生し糖を提供する代わりに窒素をもらっているため
落葉前に葉から葉緑素の原料でもある窒素をわざわざ回収する必要がないのです!
よってハンノキは葉緑素を葉に残したまま離層が形成されるので
黄葉することなく落葉してしまうのだとか。。。
ミヤマイボタ と
ユモトマユミ
オオナルコユリ と
ゴマキ
クロウメモドキ と
ズミ
ナナカマド
結実した
ヒュウガセンキュウ
綿毛をつける
ゴマナ
太陽の南中高度が低くなり昼時なのに斜光を受けた風景は夕方近くようでした。。