セツブンソウ
東京では早くも全国に先駆けてサクラの開花宣言
地球温暖化の影響なのか全国的に春の訪れが早くなってきています。。。
千曲市倉科の
セツブンソウの花期も年々早まる傾向にあり
今年も20日過ぎだろうと思っていたら何と既に盛りとの情報
予定を前倒しして自生地へ車を走らせましたっっ
林道脇に車を停めスギ林を抜けて自生地へ
群生地手前の遊歩道脇にも咲いていました☆
自生地到着っっ
自生地はスギ林に隣接した落葉樹林
この時期は未だ冬枯れ状態で空が見え地表まで陽が届きます☆
花の盛りにギリギリ間に合ったようで胸を撫で下ろしました!
セツブンソウはキンポウゲ科の多年草で日本固有種
早春 いち早く葉を展開し花をつけるスプリングエフェメラル
活動期を早めることで他の植物と競合することなく林床で直射日光を
独り占めし光合成を行うという生活史をもつ春植物の一つ
白い花びらに見えるのは花弁ではなく萼(ガク)片で
本当の花弁は何と2裂した先端に黄色の蜜腺をつけている部分です!
中心の赤紫色の部分が雌しべ それを囲むように並ぶのが雄しべで
雄しべの先には青紫色した葯がついています。。。
関東以西の太平洋側に多く見られ名の由来は「節分の頃に花が咲くため」
周囲が緑生い茂る頃には種子散布を終え地上部分を枯らし
地上から姿を消し来春まで休眠状態に入ります。。
冬枯れの林内を飾る
ダンコウバイ
花期が早い
アオイスミレ と
カモシカの糞
ツノハシバミの雄花(花穂) と 綻び始めた
アブラチャンの蕾
里山山中の草木が冬の長い眠りから目覚め始めたようですっ
冬枯れの林内が俄かに騒めき始めました!
いよいよ早春の花々が続々登場してきます☆心が躍る季節の到来です♪♪