大谷地湿原
飯綱高原「大谷地湿原」に春を告げる
ナニワズの花 が見頃です☆
遠くから見ると草のように見えますがジンチョウゲ科の落葉小低木
黄色い花が枝先に束生します 花弁に見えるのは4裂する萼(萼裂片)
雌雄異株 開花しているのは雄株ばかり 花を覗くと雄しべの葯が4つ見えます
よく見ると奥にも4つ隠れていて前後合わせて8本の雄しべがあります!
オニシバリ(ナツボウズ)の亜種とされ北陸以北の日本海側と北海道に分布
盛夏には葉を落とし晩夏に赤い実をつけます 別名:エゾナツボウズ
湿原内の雪は消え所々ミズバショウやリュウキンカが芽生え始めました!
風雪に倒されることなく春まで残った
オオウバユリ
せせらぎの音と野鳥の囀り 耳でも春の到来を感じました♪♪
雪が消えた
大谷地湿原と雪解けが進む
飯縄山
ハンノキ林と雄花の花穂
雪の下から現れた倒木には木材腐朽菌の一つ
カワラタケ がびっしり
徐々に分解され土に還り新たな命を育みます。。。
ニワトコの芽吹き 葉と花序が一緒に入っている混芽です!
ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)の雄花
言わずと知れたフキノトウ と 種子散布が完了し空になった
オオウバユリの実
植物の活動のスタートとゴールの姿です!
飯綱高原から少し下った芋井ではキブシが穂状の花序を下垂させ
開花し始めました☆ 伸び切ると見事な
花すだれが完成します!
これから春は駆け足で進み初夏へと移ろいます♪♪