観ノ山
長野市大岡中牧の
観ノ山 へ
観ノ山の山頂に続く尾根に沿って秩父34番・西国33番・坂東33番
合計100体の観音石像が安置されています!
スイカズラ(金銀花) と
ウツギ
ヒメウラナミジャノメ と
ヒメキマダラセセリ
アヤメ 外花被片の網目模様が名の由来
ニガナ・
シロバナハナニガナ と
カキドオシの咲き残り
ハナニガナ と
ウツボグサ
天保13年(1843年)建立の常夜灯が
百体観音の起点
ガマズミ と
ヤマツツジの咲き残り
秩父1番が百体観音の始まり
観音信仰の札所巡りの旅が庶民にとって容易では無かった江戸時代
こうした札所の代わりになる観音石像を巡拝することで
同等の御利益を得られると信じられ広まった信仰のかたちです。。
どんな人たちがどんな思いで百体観音を巡拝したのでしょうか
先人たちに想いを馳せながら山頂に向かうと
信心深い方ではない自分でも異空間に足を踏み入れたような感覚を憶えました!
倒れた石像が10体近くあり 獣の仕業なのか心無い人の仕業なのかは不明
一人の力では元に戻せず有形文化財なので長野市大岡支所へ連絡
観ノ山山頂
秩父34番と西国33番が山頂まで更に先に秩父33番が続きますっ
一体づつ参拝するとなると結構な時間を要します!
入口の説明板に 時代と共に観ノ山は静まり返っていたが豊かという
この世に古人の敬虔な姿を偲び木を切り枝を払い参道に光を入れ
改めて道を拓いた と記されていました。。。平成8年有形文化財に指定