2025年06月15日

ネイチャーウォーク

 今日はNPO法人戸隠森林植物園ボランティアの会主催の開催日
 受付準備のため早めに現地入り


 集合時間30分前位から小雨が降り始め雨天中止にするかスタッフ会議
 予報では本降りになるのは午後から
 参加者があればコース短縮もありで開催することに決定!

 集合時間が近づくと一人二人と集まり始めたので
 雨が強まった場合はコース短縮することをご承諾いただき戸隠森林植物園を出発


 森のまなびや前の花壇ではサルメンエビネエビネが見頃☆


 エゾハルゼミ


 雨に濡れたヤマシャクヤクの花が綺麗✧✧


 みどりが池のキセキレイ と マスタケが大発生!




 みどりが池ではモリアオガエルの産卵最盛期☆


 戸隠森林植物園を抜けて奥社参道随神門脇からささやきの小径


 カッコウ・ヤブサメ・ウグイスなどの鳴き声を聞きながら戸隠キャンプ場へ


 戸隠キャンプ場に着くと遂に本降りの雨になりました
 キャンプ場の炊事場を借用しランチタイム


 予定では念仏池から旧越後道を通り戸隠森林植物園に戻る予定でしたが
 コースを変更し「さかさ川遊歩道」で起点に戻りました。。。

 生憎の天気になりましたが雨に濡れて落ち着いた雰囲気になった
 戸隠の森を楽しんで頂けたのでは
 今日出会った花々たちが結実する秋のネイチャーウォークにも
 是非ご参加頂ければと思います♪♪




  


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2025年06月13日

ネイチャーウォーク下見

 今週末開催する戸隠高原ネイチャーウォークの下見をしてきましたっ


 下見当日は生憎の雨 梅雨空の森は暗くひんやり


               普段は観光客で賑わう奥社参道も人影まばら


湿地ではコバイケイソウが咲き始めました☆ 未開花花序はベビーコーンみたい


 花期終盤のズダヤクシュ と マイヅルソウ


 オククルマムグラ と クルマムグラ


 昔は身近な存在だった カタツムリ 近年見る機会が激減!


 クルマバツクバネソウ が花盛り☆
 葉が車輪状に輪生し実が羽根突きの衝羽根に似るのが名の由来
 花は4枚の外花被片と糸状の内花被 葯が黄色の雄しべ8~10本
 花柱が4つに分岐した雌しべで構成されます!


 ナツグミ と ツクバネソウ
 ツクバネソウの花は雌しべの花柱がひも状に4つに分岐
 花弁は無く8本の雄しべの黄色い葯が花弁のように見えます☆


 コケイラン と シダらしからぬ葉をもつハナヤスリ


 ミヤマカラスアゲハ の裏表


 ニホンカワトンボ 
 よく似たアサヒナカワトンボに比べ翅の網目が細かいのが特徴


 行く先々で出会うギンラン と 蝶々のような装飾花をもつケナシヤブデマリ

 戸隠森林植物園内のみどりが池では繁殖期を迎えたモリアオガエルで大賑わい














 見どころ満載の戸隠高原ネーチャーウォークは下記の通り開催
 予約不要なので気が向いたらお出かけくださいっ

 6月14日 9時~14時半 戸隠森林植物園内の森のまなびや前集合
 予約不要 参加費1000円 雨天中止
 ハイキングに適した服装と靴 雨具 昼食 飲み物 敷物を持参
 コース:戸隠森林植物園~随神門~ささやきの小径~戸隠キャンプ場
     旧越後道~旧奥院道~戸隠森林植物園
 主催:NPO法人「戸隠森林植物園ボランティアの会」








  


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2025年06月09日

戸隠森林植物園自然観察会

 5月から10月までの毎週金曜日に開催している戸隠森林植物園自然観察会
 6月8日は当番だったので県内外からお越し頂いた参加者の皆さんと
 新緑の園内で自然観察を楽しんできました♪♪

 予約不要の観察会なので受付準備をして参加者を待ちます。。
 今回は参加人数二桁達成 感謝です☆


 最初の観察ポイントは花壇のガードロープの支柱に
 今朝羽化したばかりのエゾハルゼミがいました!
 鳴き声すれど姿を見るチャンスは少ないので幸先良いスタートです☆


 クルマバソウ と ニシキゴロモ


 レンゲツツジ 輪生する蕾の様を蓮華の花に見立てたのが名の由来


 ミツバツチグリ と イワカガミ


 ヒトリシズカ(花弁は無く白いのは雄しべの花糸) と ミヤマスミレ


 サラサドウダン と ナナカマド


 ミヤマエンレイソウ と オオタチツボスミレ


 ウスバサイシン


 ソノウサイシン


 花期終盤のシラネアオイ 花弁は無く紫色の萼が花弁のように見えます!


 シロバナノヘビイチゴ と ツボスミレ


 サギゴケ と オオケタネツケバナ


 クリンソウ


 エゾユズリハ と アズマシャクナゲ


 結実したミツバオウレン と ホウチャクソウ


 ズミ と ユキツバキ


 今 園内至る所で咲く ヤマシャクヤク


 ルイヨウボタン と ユキザサ


 タチカメバソウ と ラショウモンカズラ


 ツリバナ と ズダヤクシュ


 サンリンソウ と タニギキョウ


 アゲハモドキ と アカハネムシ


 遂に渡ってきた アサギマダラ




 クロサンショウウオの幼生


 モリアオガエルの成体 と 卵塊




 人の気配を感じると池の底に積もった落ち葉の下に隠れてしまう
 モリアオガエルが今日は逃げることなくゆっくり観察できました☆


 今回は見どころ満載で予定時間をオーバーしてしまいましたが
 参加者の皆さんには楽しんで頂けたと思います☆




  


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2025年06月07日

飯綱東高原池巡り

 初夏の陽気に誘われて飯綱東高原池巡りっっ

 浅川大池 と 飯縄山 一帯の池の中で一番開放感がある池です☆


 ヒメヘビイチゴ と ヤブジラミ


 ムラサキケマンの花と実




 猫又池 この一帯で最大の池


 ケナシヤブデマリ 装飾花が蝶々の形


 ミズキの花が満開☆


 アサヒナカワトンボ


 バスフィッシャー と 高台から見た猫又池


 結実し始めたミヤマガマズミ と 赤い葉柄が鮮やかなサルナシ 


 ミツバウツギ


 オククルマムグラ と イタヤカエデの翼果


 ミドリハコベ と コナスビ


 ウスバアゲハ
 堰堤上は草地では草原性の昆虫が見られます☆


 駒沢池


 名無しの小池 と キタキチョウ




 下蓑ヶ谷池


 梢から外れ糸1本でぶら下がる昨年のクスサンの繭 と ハナニガナ


 カラコギカエデ


 タニウツギが花の見頃を迎えていました☆

 いずれの池も谷を堰き止め沢水を集めた農業用ため池ですが
 今では周囲の森林と一体化し多様な生態系を育んでいます。。。




  


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2025年06月02日

戸隠ふれあいの森植樹祭

 6月1日 第24回戸隠ふれあいの森植樹祭 が開催されました☆

 主催者である我々「戸隠ふれあいの森森林整備協議会」のメンバーに加え
 今年もボーイスカウトの皆さんにもご参加頂きました☆


 雨が心配されましたが開会式が始まる頃には時折薄日が射すまで回復


 用意した苗木は全部で220本以上
 内訳はブナ・ミズナラ・オオヤマザクラ・シナノキ・トチノキ・キハダの6種類
 植樹作業に入る前に北信森林管理署の総括森林整備官より
 安全管理や植樹方法について指導を受けました! 


 早速 植樹開始っっ
 笹原を刈って確保した今年の植樹区画は根切りをしてあるとはいえ
 地中にはササの根が残っていて子供たちの力では穴を掘るのも大変です!









 ボーイスカウトの子供達の頑張りもあって
 1時間余りで全ての苗木を植え終えました☆


 最後に20年以上前に当時のボーイスカウトの皆さんが植樹した区画を見学
 その時のメンバーが引率役員の中に何名かいらっしゃいました!
 植樹で森を作るには何世代にも渡る継続した取り組みが必要です
 今日参加されたボーイスカウトの皆さん 20年後に今日植樹した場所へ
 子供たちを連れて又来てくださいね☆









  


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2025年06月01日

鬼無里白髯神社界隈

 例年この時期になると奥裾花自然園を訪れているのですが
 今年は土砂災害で道路が通行止めになり残念ながら自然園は休園

 通行止め解除を願い他の予定を入れずにいたのですが状況は変わらず。。
 毎年 奥裾花自然園の帰りに立ち寄っていた白髯神社に行ってみることに 

 旅の駅鬼無里にて すっかり緑に覆われた新倉山


 トチノキの花が見頃☆
 円錐形の花序に数百もの花をつけます!殆どが雄花で両性花は下の方に僅か
 コスト削減のため一つの花が蜜を出すのは3日間位で後は花序の賑わし役に回ります!
 蜜を出している花の蜜標は黄色 蜜を出し終えた花の蜜標は赤に変わり
 送粉昆虫はこのサインを識別できるんだとか
 これも送粉昆虫以外の盗蜜行為を防ぐ仕組みというから驚きです!!


 サラサドウダン と ケナシヤブデマリ


 ホウチャクソウ と ミヤマハハソ


 白髯神社
 白鳳時代に天武天皇が鬼無里遷都を計画した際に鬼門の守護神として
 創建したと伝えられています。。
 現在の本殿は室町時代の建造で国の重要文化財に指定されています!




 トキワハゼ と ヒメヘビイチゴ


 オドリコソウ と カキドオシ


 キュウリグサ と タンポポ(在来種)




 クリンソウ と シロバナクリンソウ


 ウスバアゲハ と ヒメウラナミジャノメ


 ウスバアゲハ




 モリアオガエル


  水面に張り出した枝についたモリアオガエルの卵嚢

 伝説の里「鬼無里」は歴史文化も高く自然も豊かで魅力的な場所です☆


 
  


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2025年05月29日

戸隠ふれあいの森

 6月1日開催予定の「戸隠ふれあいの森」植樹祭の準備作業に行ってきました!


 「戸隠ふれあいの森」までの歩道の刈り払い


 そして傷んだ木道の付け替え


 林道から「戸隠ふれあいの森」までは人力で機材・資材を運びますっっ


 今回は地元企業の若い社員の皆さまにも参加協力いただきました☆

 今回の作業は昨年までの植林地の下草刈りと今年の植樹区画の根切り

 昨年の秋に笹刈りをして確保した新たな区画での根切り作業
 このひと手間で苗が植え易くなり定着率も上がります☆


 根切り作業が終わった今年の植樹祭区画


 

 手分けして苗の本数分の竹支柱を等間隔に立て目印のテーブをつけますっ
 この支柱と目印が植樹祭の時に植える場所を示し
 植樹後の下刈りの際には植樹木が誤って刈り払われるのを防ぎます!

 今回は地元企業の皆さまの協力を頂き1時間も早く予定の作業が終了★

 昨年植樹したブナ と 林林化が進む20年前の植樹区画


 作業終了後に全員で記念撮影
 ご協力頂いた皆さま ありがとうございました! 
 

  


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2025年05月26日

ネイチャーガイド

 東京からの団体さまを戸隠森林植物園と戸隠神社奥社へご案内


 先ずは戸隠森林植物園でバードウォッチング
 野鳥は別のスタッフに任せて自分は時々フラワーウォッチングを担当


 20種類近くの鳴き声は聞けましたが姿を見せてくれたのは
 オオアカゲラ・コゲラ・コサメビタキ・コガラ・アカハラ・カルガモ・カイツブリなど
 数種類でしたがキセキレイは数メートル先でゆっくり観察することができました☆


 ツボスミレ と 葉の展開直前のマムシグサの仲間


 花期終盤のシラネアオイ


 オオケタネツケバナ と ミヤマスミレ


 ユキザサ と イワカガミ


 フッキソウ ツゲ科の常緑小低木 
 花弁は無く雄花から突き出た4本の白い雄しべの花糸が目立ちます☆
 花弁が無い雌花は花序の最下部に数輪つき雌しべの先が2裂します!


 ウリハダカエデ


 サンカヨウ と ユキツバキ


 アズマシャクナゲ


 オオタチツボスミレ と ニリンソウ


 タチカメバソウ と ハウチワカエデ


 ズダヤクシュ


 イヌエンジュ と ツタウルシ の芽吹き


 シュレーゲルアオガエルの卵嚢 と ミズバショウの咲き残り


 ハイイヌガヤの雄花 と エゾユズリハの雄花


 昼食を挟んで戸隠神社奥社に向かう頃には雨が本降りに
 それでもバスに残る方は一人も無く全員2kmの参道を往復されました!
 皆さんの頑張りに感謝!! 又 戸隠高原に遊びに来てくださいと別れを告げました。。
 

  


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2025年05月25日

サンカヨウの花

 幸運にも サンカヨウ の開花中に雨
 早速 2日続きで戸隠森林植物園 へ 


サンカヨウの花は雨に濡れるとガラス細工のように半透明になります!
年によっては雨に降られることなく花期が終わることも今年はラッキー☆


蕾や開き始めは濡れても中々透けず盛りが過ぎた花の方が透け易い気がします。。。
欲を言えばシトシト雨が長く続くと完成度が高いガラス細工になるのですが・・・


 裏側から見るとこんな感じ。。。


 水を含んだ花弁は散り易く 撮影中に1枚がぽろりと落花
 いちばん透けていた花だったのに 残念


 昨晩の雨は花散らしの雨だったようです。。。   


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2025年05月23日

戸隠森林植物園

 残雪が多く雪解けが遅れた戸隠森林植物園では
 早春・春・晩春の花が同時に咲いてとても賑やかです☆




 ヒメイチゲ と コキンバイ


 ニリンソウ と カタクリ


 ミヤマスミレ と キクザキイチゲ


 トキワイカリソウ と ヤマエンゴサク


 残雪で開花が遅れていたトガクシソウ(トガクシショウマ)


 オオタチツボスミレ


 新緑に囲まれた 中央広場




 見頃を迎えた シラネアオイ の花


 芳香を放つ サンカヨウ 週末の雨で透明になった花弁が見れるかも




 アズマシャクナゲ




 オオカメノキ


 ハウチワカエデ と ウリハダカエデ


 ホオノキ と トチノキ の芽吹き


 ヒメアオキの雌花と雄花 ヒメアオキは雌雄異株


 ヒメアオキ と ツルシキミ の昨年の実 花と実が同時に楽しめます♪♪


 オオバクロモジ と エゾユズリハ


 ホバリングしながら吸蜜する ビロードツリアブ


 クサソテツコゴミ) と コミヤマカタバミ




 ミズバショウの花期は間もなく終了


 リュウキンカはまだまだ楽しめます☆


 雄しべが主役のフッキソウ と 咲き始めたタチカメバソウ

 今回観察できた花は多すぎてUPしきれません!!
 これから初夏の花々たちに入れ替わって行くので楽しみが尽きませんっっ




  


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2025年05月21日

キンランに会いに

 キンランに会いに北信濃の里山へ


 毎回自生地に近づくと絶えていないか盗掘されていたらと不安を感じます。。
 背丈が伸びた草藪の向こうを恐る恐る覗くと黄金色に輝く花が見えました☆


 キンランはラン科の多年草で和名は花の色に由来します。。
 背丈は意外と高く30cm以上に


 花弁は5枚 唇弁は3裂してオレンジ色の隆起した斑紋があります!


 今回は6株確認できました☆


 菌従属栄養植物と独立栄養植物の中間型で菌が無くても
 数年は生きられますが やがて耐えてしまうんだとか・・・
 よって盗掘して持ち帰っても長く育てることは不可能ですっ
 もちろん人工栽培も困難で園芸店に出回ることはありません!
 県内でも自生地が限られており
 今後の環境の変化で自生地が更に減るのではと心配しています。。。

 来年も又会えますように そう願いながら自生地を後にしましたっっ  
タグ :キンラン


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2025年05月20日

善光寺境内

 所用の空き時間に善光寺境内を散策っっ


 近くに住んでいても訪れることは稀れ 久しぶりに訪れましたが
 国内外からの老若男女善男善女で相変わらずの賑わいでした!


 本堂脇のアカマツは花盛り といっても虫媒花ではないので派手な花弁は無し
 枝の先端に雌花 少し下に雄花がつく雌雄同株で花粉は風任せで散布


 本堂西側はケヤキやトチノキばど高木が多く若葉が茂り鬱蒼としてきました!


 スプーンみたいな葉をもつ ジシバリ


 草が刈られた庭園では数羽のムクドリが餌あさりに夢中


 植栽のツツジの花が見頃です☆


 トチノキの花
 ローソクの様な円錐花序に雄花と両性花 2種類の花を数百もつけます!

 刈り払いを免れた雑草扱いの草花も花盛り☆

 オニタビラコ と カラスノエンドウ


 ノゲシ


 ケキツネノボタン と カタバミ


 シャガ 背後に写る葉はギボウシのもの
 古い時代に中国から渡来した植物で三倍体のため種子では増えません
 よって国内のシャガは全て人の手で植えられたクローンなんだとか


 セイヨウジュウニヒトエ と オランダガラシ(クレソン) 共に外来種


 初夏なのに・・・ 園芸種のモミジ

 広い境内なので四季を通じて様々な野生種や園芸種が楽しめます♪♪
  


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2025年05月16日

コチャルメルソウ

 先日のヤマウツボに続き奇怪な花をつけるコチャルメルソウに会いに飯綱東高原へ


 雪解け後の荒れた林道を進むと沢筋の林床に今年も群生が見られました☆




コチャルメルソウはユキノシタ科の多年草 渓流沿いや湿った林床に生育します!




 花序の花が順番に咲くのではなく ほぼ一斉に開花します!


 葉は粗い毛に覆われザラザラした触感




 名の由来は果実がラッパのチャルメラに似ていて小さいから




 コチャルメルソウ群生地の周囲ではユキツバキが咲いていました☆
 日本海側多雪地帯に適応した常緑広葉樹です☆


 沢筋にニリンソウが咲いていました! 花弁は無く白いのは萼片です。。

 人が滅多に来ない場所なので気味が悪い位静か
 カケスの鳴き声が恐竜の鳴き声のように大きく聞こえました!!  


Posted by びいぐる at 21:09Comments(0)

2025年05月15日

高社山

 山ノ内町の「よませスキー場」から 高社山 を往復っっ




 センボンヤリの花(春型) と キジムシロ


 ミネヤナギ と コブシ


 スタートから辛いゲレンデ歩きが続きますっっ


 スキーゲレンデ最上部から登山道へ 振り返ると善光寺平が眼下に


山頂が近づくと竜王山や志賀高原の山々(志賀山・笠ヶ岳など)が見えてきます☆


 高社山山頂




 飯山市方面を見ると河川敷が菜の花で薄ら黄色に見えました☆


 折角来たので西峰まで足を延ばしますっっ

 稜線は芽吹き始め☆

 ヒトツバカエデ と ブナ


 オオカメノキ と ハウチワカエデ


 高社山山頂付近の登山道には絶えずカタクリの花が咲いています☆


 キアゲハ と 西峰の御嶽神社


 なぎなた岩


 ニシキゴロモ シロバナも咲いていました☆


 イワカガミ と イワナシ


 ヒカリゴケが見られる岩室

 麓は新緑 山頂は芽吹きの季節
 登るに従い季節を遡る楽しさがあり疲れを忘れさせてくれました♪♪



  


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2025年05月13日

ヒメハギ

ヒメハギの花がそろそろ咲く頃と長野市南東部の里山へ


 山中は若葉生い茂りすっかり初夏の風景に変わっていました!


 咲き始めたヤマツツジ と ツクバネウツギ


 ギンラン と ツメレンゲ

 生育地付近に到着っっ
 サイズが小さいうえ花が咲いていないと他の草と同化して目立たないので
 うっかり踏まないように慎重に探します!

 一株目を発見☆
 ヒメハギはヒメハギ科の常緑多年草
 小さく花がハギ(萩)に似ているので名前にハギが付きますが別種です!


 目立つのは紫色をした花弁状の5枚の萼片
 本物の花弁はモジャモジャした付属体の根元にあり
 3枚が基部で合着して筒状になっています。。

 2枚の側萼片は大きく卵形をしていて紫の葉が対生しているように見えます☆

 目が慣れてくると周囲に何株も生えていました!!






 盗掘が心配で毎年安否確認に訪れますが今年も愛らしい姿が見れました♪♪





  
タグ :ヒメハギ


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2025年05月12日

バードウォッチング@戸隠森林植物園

 朝方までの雨も小康状態になりNPO法人戸隠森林植物園ボランティアの会主催の
 バードウォッチングがは予定通り開催されました☆




 コサメビタキ
 オオヤマザクラの花が見頃を迎えたみどりが池では
 池畔にコサメビタキ や キセキレイ が
 池上にはキンクロハジロカイツブリの姿が観察できました♪♪


 雨上がりの曇天で空が白く野鳥の姿はシルエットになりがち
 ニュウナイスズメやエナガは鳴き声と図鑑や写真で同定。。


 アカゲラ
 

 ミソサザイは巣作りの材料を繰り返し倒木の根の下に運んでいましたっ


 行く先々で様々な留鳥・夏鳥が姿を見せてくれ首が痛くなるほど
 

雨上がりで野鳥たちが一斉に活動を開始っっ予想以上の野鳥たちに出会え
天気が悪い中諦めずにご参加頂いた皆様へのご褒美になりました☆

 バードウォッチング終了後 花々を見に再び園内へ

 ギョウジャニンニク と オオヤマザクラカツラの競演


 エンレイソウ と ヤマエンゴサク


 トガクシソウ(トガクシショウマ)


 オオカメノキは開花と芽吹きが同時進行


 キクザキイチゲ


 コブシ


 カタクリ と ショウジョウバカマ


  冬を越して熟す ヒメアオキ と ツルシキミ の実


 いわずと知れた ミズバショウ 種子が水散布であることが分かります。。

 ミズバショウリュウキンカは生育環境が一緒



 雪が融け芽吹きが進む戸隠森林植物園は野鳥と花が見頃です♪♪


  


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2025年05月09日

ヤマウツボ

 奇怪な容姿からムーミン谷のニョロニョロに例えられる
 葉緑素を持たない寄生植物 ヤマウツボに会いに行きました♪


 自生地に向かう山道は桜と入れ替わるように純白の花々が咲き出しました☆

 ボトルブラシの様なウワミズザクラ




 若葉との相性バツグン!爽やかなマルバアオダモの花

 ヤマウツボ自生地入口に到着っっ

 タチツボスミレがお出迎え


 ヒカゲスミレ? スミレの同定は自信なし


 ネコノメソウ と モミジイチゴ


 ヤマブキ と ミヤマエンレイソウ

 自生地に到着っっ
 枯葉に隠れたヤマウツボを踏まないように慎重に足を運びます!

 平坦な場所には姿無し 南向き斜面に目を向けると咲いていました☆
 一年ぶりの再開です♪♪


 ヤマウツボはハマウツボ科の多年草
 葉緑素を持たず多数の根を寄主の根に入り込ませ養分を吸収する寄生植物


 直立した花茎に嘴(くちばし)に似た花が多数
 下から上へと順々に咲き上がっていく様子が分かります!
 開花したばかりの花からは雌しべの花柱が飛び出していることから
 ヤマウツボの花は雌性先熟のようです。。。


 この地中がどうなっているのか気になります!
 もちろん理性で掘りたい衝動を押し殺しました(^^;



 また来年 無事咲いてくれることを願い自生地を後にしました。。。


  
タグ :ヤマウツボ


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2025年05月08日

京ヶ倉・大城 #2

 京ヶ倉山頂から稜線を北に辿り
 仁科一族、丸山(日岐)氏の要害城があった大城に向かいますっっ





 京ヶ倉と大城の鞍部への下りではヒカゲツツジが結構咲き残っていました☆


 岩の上ではハナゴケウスノキが競演


 目指す大城  岩山なので稜線には奇岩が見られます☆


 イワカガミ と ヤマウルシ の芽吹き


 サイゴクミツバツツジ


 黒々した有明山の背後に残雪を纏った燕岳・大天井岳が連なります!


 仁科一族丸山氏の本城があった大城に到着っっ


 大城跡  見張り台・のろし台があった京ヶ倉を望む

 生坂村の最高峰の縦走はスリリングな岩場や痩せ尾根歩きと
 歴史探訪が楽しめます♪♪                 終わり。。。



  


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2025年05月07日

京ヶ倉・大城 #1

 生坂村の最高峰「京ヶ倉・大城」へ


 犀川に架かる生坂橋見た大城(左)と京ヶ倉(右)


 万平登山口の駐車スペースは朝から満車


 登山口付近のウリカエデは既に結実


 尾根を少し登ると北アルプスが見えてきます♪♪  生坂ダムが眼下に


 開花し始めたガマズミ


 尾根筋では ズミ や ヤマツツジが満開☆


 尾根が痩せてきて梯子が登場!


 おおこば見晴らし台に到着っっ






 ヒカゲツツジが咲残っていました!ラッキー☆


 京ヶ倉が見えました☆ 山容はマチュピチュ・ワイナピチュにそっくり!


 もち病に侵されたネジキの若葉


 リョウブの芽吹き と 蓮華岳方面


 快適な稜線歩き  ナイフリッジの馬の背手前の巻道分岐




 馬の背からの展望
 

 稜線上の核心部「馬の背」 東側は切れ落ちスリリング


 大天井岳・燕岳方面 と 京ヶ倉山頂直下の岩場


 蛇行する犀川 と 往路を振り返る


 山頂直下からの展望 S字蛇行する犀川が眼下に見えます☆


 京ヶ倉山頂に到着っっ


 京ヶ倉山頂から見た大城

 京ヶ倉は大城の見張り台兼のろし台 ここから稜線を北へと辿り大城
                             つづく。。。










  


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2025年05月06日

戸隠森林植物園

 冬期閉園中だった戸隠森林植物園がGWに合わせて開園しました♪♪
 それに伴い私が所属するNPO戸隠森林植物園ボランティアの会主催の
 「自然観察会」もスタートです☆


 今年は残雪が多く残雪が消えたところから芽生えが始まっています!

 観察会の当番だった4日は渋滞を見越して早めに現地入りし
 集合時間前に下見を兼ねて駆け足で園内を周遊っっ


 みどりが池池畔に咲く ミズバショウ と リュウキンカ
 ミズバショウは白い仏炎苞の中にある肉穂花序に多数の花をつけ
 花は上から下へ雌性期から雄性期に変わるという観察会にはもってこいの花


 キンクロハジロの雌と雄


 池畔のオオヤマザクラが開花


 カツラ と ナナカマド の芽吹き


シェルパスタそっくりのオオカメノキの芽吹き と 越冬したツルシキミの実


 クロサンショウウオの成体と卵塊


 ヤマアカガエルの卵塊 と 成体


 雪解けが遅かった「みずばしょう園」 ようやくミズバショウが咲き始めました☆




 セリバオウレン 早春の林下に咲く可憐な花です☆

 雪が残る園内は春まだ浅く観察ポイントの数は少なかったものの
 一つ一つの観察に時間を時間を掛けられたので充実した観察会になりました!






  


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2025年05月01日

葛山

 五月晴れに誘われ長野市街地に隣接する里山の一つ「葛山」へ

 長野市芋井からの葛山


 ケタチツボスミレ と センボンヤリの春型頭花(頭花は春型と秋型があり)


 葉と花が同時展開するオオバクロモジ と ホオノキの芽吹き


 タチツボスミレ 日本の春を告げる身近なスミレ


 モミジイチゴ と ヒトリシズカ


 美しいリョウブの芽吹き


 ウリカエデ


 堀切を越えると平坦な葛山城主郭跡


 葛山山頂 葛山城跡


 善光寺平東部 と 北の飯縄山




 山城跡に咲くヤマザクラ

 1557年3月武田軍1万7千余りの大軍も猛攻を受け討死した
 城主「落合備中守」以下城兵たちへの鎮魂を込めたヤマザクラなのかも・・・
 山頂の解説板には以下の通り記されています。。
 「春、山頂の城跡に立てば里に遅れて散る山桜の1片に
 戦国の世のならいとはいえ滅びる者の哀れさが胸にせまってくる」

  


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2025年04月30日

頼朝山

 イチリンソウに会いに長野市中心市街地に隣接する頼朝山


 長野市新諏訪町から




 中腹の畑地ではリンゴの花が見頃☆ 観賞対象にならないのが不思議
 リンゴは自家不和合性で自家受粉しません!
 主に王林の花粉で受粉させるんだとか。。。


 林縁を飾るヤマブキ と ボトルブラシのようなウワミズザクラ


 コナラの雄花


 ウリカエデの花 と リョウブの芽吹き


 イカリソウ 錨⚓のような独特なデザイン

 そして今日の目的 イチリンソウの自生場所へ

 直径4㎝ほどもある目立つ花なので盗掘され絶えてないか
 毎年不安を感じながら自生地へ向かいますっっ 今年も見事に咲いていました☆
 

 イチリンソウには花弁は無く 花弁状の萼片が5~6枚
 花の中心に多数の雄しべ雌しべを付けます!


 花の裏側はこんな感じ 萼が花弁状になっているので花柄そ先端はスッキリ


 茎葉は3個輪生 3出複葉で小葉は羽状に深く切れ込みます!


 イチリンソウスプリングエフェメラルの一つ
 夏までに種子散布を終え地上部を枯らして来春まで休眠します!

 春は駆け足で初夏に移ろいます!
 次から次へと花が咲きだし主役が数日単位で入れ替わっていきますっ
 うっかり見逃すと次見れるのは1年先なんてことになりかねません!!
  


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2025年04月29日

戸隠森林植物園

 冬期閉園していた戸隠森林植物園が先週末に開園


 中央広場と戸隠山 例年に比べ残雪は多め


 カツラの雄花 雌雄異株なので雄の木と雌の木があります
 カツラは古いタイプの落葉広葉樹で花に花弁も萼もありません!
 赤い雄しべが多数房状につき花粉を風で飛ばしますっ


 こちらが雌花 雄花と同じく花弁も萼もありません!
 3~5本の雌しべの柱頭が糸状に露出します☆


 雪が消えた路傍に咲く キクザキイチゲ


 みどりが池 キンクロハジロカイツブリの姿も
 間もなく野鳥たちの繁殖期
 水上には水鳥が集まり空中は小鳥たちが餌集めに飛び交い賑やかになります!


 雪解けが進む五地蔵山 と バッコヤナギの雌花




 ナンブアザミだろうか? 芽生えは緑色以外に紫色や黄緑色も


 ハナノキの蕾
 生きた化石と呼ばれる雌雄異株のカエデの仲間 花も実も紅葉も真っ赤です!!
 主に木曽川流域の山間湿地に自生します。。
 園内にあるハナノキは高木なので花を近くで見ることができませんicon11


 セリバオウレン 自生地の大半は未だ雪に埋もれています


 フサザクラ 見た目はカツラの雄花に似ていますが別種
 サクラの名が付きますがサクラの仲間でもありません!
 花弁が無く多数の雄しべが房状に下垂します。。
 両性花なので雌しべもありますが雄しべの陰で見えません!

 今年は残雪が多くミズバショウやトガクシソウの開花は連休明けになりそう  


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2025年04月28日

大谷地湿原

 飯綱高原の大谷地湿原を周遊してきました♪♪




 冬枯れていた湿原が徐々に緑色に  リュウキンカもチラホラ咲き始めました☆

 間もなく湿原はリュウキンカの花で黄色く染まります!


 咲き始めたミズバショウ 中央の黄色い部分が沢山の花の集まりです!


 バイケイソウ と オオウバユリ の芽生え


 ショウジョウバカマ と ヒトツバカエデ
 

 コブシ


 周回コース木道脇に咲く エンレイソウ 


 春の山菜の一つ ニワトコ


 アズマイチゲ 花は陽射しがあると開き陰ると閉じてしまいます!


 花弁は無く白い花弁状のものは萼


 ナニワズの咲き残り
 一見 草に見えますが実はジンチョウゲ科の落葉小低木 雌雄異株
 黄色い花が枝先に束生します 黄色い花弁に見えるのは4裂する萼(萼裂片)


 ニリンソウが咲き始めました☆
 1本の茎の先端から2本の花茎を伸ばし時間差で2輪の花を咲かせます!
 花が1輪や3輪つける株も有りますが2輪が圧倒的
 ニリンソウも白い花弁に見えるのは萼片です!


 萼片の裏は淡い紅色を帯びますっ


 タチツボスミレが花の盛りを迎えていました☆

 雪が消えた大谷地湿原は春の花で賑やかになってきました♪♪





  


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2025年04月20日

素桜神社の神代桜

 長野市芋井泉平にある素桜神社の「神代桜」を訪ねました!
 



                  素桜神社




 神代桜は推定樹齢1200年のエドヒガン
 根回り9m 目通り周辺11.3m 3本の枝幹に分かれた古木
 昭和10年に国の天然記念物に指定されています




 老木にも関わらず枝が見えない程びっしり花をつけています☆











 週末ということで混雑するだろうと早めに着いて大正解☆
 帰る頃には続々と車が到着して路駐車も出てきましたっっ
 それにしても県外ナンバーの多さにビックリ!!

 何本もの支柱に支えられつつも見事に咲き誇る老木の姿は正に天晴れ
 そして何十代にも渡り このサクラを守ってきた地元の人々に感謝です!
 

  


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2025年04月19日

冠着山

 根雪が消えた筑北三山の一つ冠着山

 千曲市八幡から春に霞む 冠着山


 美しいカラマツアブラチャンの芽吹き


 日当たりが良い場所のキブシは花序が伸びて「花すだれ」に


 コブシ


 ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)の雄花と雌花


 フサザクラ サクラの名が付きますがサクラの仲間ではありません!
 花弁が無い両性花 雄しべの赤い葯が房状に垂れ下がりますっ


 マンサク 赤紫色の萼から縮れたリボン状の花弁が4本
 真ん中に4つの雄しべと仮雄しべ 2本の花柱があります。。

 標高が上がるに連れ 季節が逆戻り

 ハシバミの雌花と雄花
 雌花は全開せずイソギンチャクみたいな赤い雌しべの花頭だけが露出します☆


 アブラチャンの雄花と雌花 雌雄異株


 中腹まで来るとアブラチャンが満開☆


 アズマイチゲ と ユリワサビ が咲きだしていました!


 近づく冠着山山頂 と 咲き出したハウチワカエデ




 満開のフクジュソウ


 マルミノウルシ が芽生えていました☆





 成長するに従い赤味が取れてグリーンに変わっていきます!


 筑北三山 四阿屋山 と 聖山 のシルエット


 山頂から千曲市方面


 冠着山山頂の方位盤と大林山

標高1252mの山頂は未だ春浅くスプリングエフェメラルたちも登場前でした!
  


Posted by びいぐる at 18:18Comments(0)

2025年04月18日

陸郷「桜仙峡」

「西の吉野 東の陸郷」と言われるヤマザクラの名所 池田町陸郷の「桜仙峡」へ


 犀川に架かる生坂橋から見た生坂山脈の主峰「京ヶ倉」と「大城

 ここから四人峠を越えて一旦池田町愛染に下り陸郷「桜仙峡」に向かいました!



 先ずは一つ目のビューポイント 桜仙峡入口「登波離橋


 登波離橋(とはりばし)の名の由来は地元の「白駒城と登波離橋」伝説
 要約すると白駒城主の正室と側室の憎しみ合いは殺害を企てるまでに発展
 花見に乗じて側室は正室を橋に誘い出し突き落とすことを決意
 それを察した正室は自分の着物の袂と相手の袂を十針(とはり)ほど
 こっそり縫い合わせておいた
 それを知らない側室は橋の中程で正室の背中を押して突き落としたところ
 自分も一緒に谷に落ちて死んでしまった
 二人の霊は成仏せず一身二頭の蛇に・・・と物語は更に続きます。。。
 この「袂を十針(とはり)ほど縫い合わせた」場面から
 十針(とはり)橋となり現在の登波離橋になったといいます。。。


 登波離橋から800m程進むと桜仙峡に到着っっ


 豊盛公民館前がビューポイントになっています☆




ここのヤマザクラは植栽ではなく野鳥などによる種子散布で増えたものなんだとか




 桜仙峡から谷へと下り夢農場(夢の郷)へ


 ラベンダー畑を囲むように付けられた周遊歩道でサクラの花を観賞♪♪


 歩道脇の「かなえ地蔵






 生坂村の大城・京ヶ倉が望めました☆

 ソメイヨシノも素敵ですが
 ヤマザクラの野生種ならではの素朴な美しさを存分に堪能できました♪♪





  


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2025年04月13日

大谷地湿原

 飯綱高原「大谷地湿原」に春を告げる ナニワズの花 が見頃です☆


 遠くから見ると草のように見えますがジンチョウゲ科の落葉小低木
 黄色い花が枝先に束生します 花弁に見えるのは4裂する萼(萼裂片)


 雌雄異株 開花しているのは雄株ばかり 花を覗くと雄しべの葯が4つ見えます
 よく見ると奥にも4つ隠れていて前後合わせて8本の雄しべがあります!


 オニシバリ(ナツボウズ)の亜種とされ北陸以北の日本海側と北海道に分布
 盛夏には葉を落とし晩夏に赤い実をつけます 別名:エゾナツボウズ


 湿原内の雪は消え所々ミズバショウやリュウキンカが芽生え始めました!


 風雪に倒されることなく春まで残ったオオウバユリ
 せせらぎの音と野鳥の囀り 耳でも春の到来を感じました♪♪


 雪が消えた大谷地湿原と雪解けが進む飯縄山




 ハンノキ林と雄花の花穂


 雪の下から現れた倒木には木材腐朽菌の一つ カワラタケ がびっしり
 徐々に分解され土に還り新たな命を育みます。。。


 ニワトコの芽吹き 葉と花序が一緒に入っている混芽です!


 ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)の雄花




言わずと知れたフキノトウ と 種子散布が完了し空になったオオウバユリの実
植物の活動のスタートとゴールの姿です!




 飯綱高原から少し下った芋井ではキブシが穂状の花序を下垂させ
 開花し始めました☆ 伸び切ると見事な花すだれが完成します!

 これから春は駆け足で進み初夏へと移ろいます♪♪






  
タグ :ナニワズ


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2025年04月11日

旭山




 タンポポ(外来種との雑種かも)  タチツボスミレ
 

 オオイヌノフグリを囲むキュウリグサ  と イヌナズナ


 平柴集落最上部から見た旭山東尾根


 ダンコウバイは早くも花期から葉の展開期に移行


葡萄状の雄花をつけたミツバアケビ と ブロッコリーみたいなニワトコの花序


 ツノハシバミの雌花 赤いイソギンチャクみたいな雌しべの柱頭


 ツノハシバミの雄花花序は長く下垂


 ミヤマガマズミ と モミジイチゴ の芽吹き


 中腹の朝日山観世音堂から見る長野市中心市街地


 膨らみ始めたウリカエデの冬芽  見頃を迎えたコブシの花


 ウワミズザクラ と ツクバネウツギ の芽吹き


 山中で一番最初咲くサクラ チョウジザクラ
 花を横から見ると「丁の字」に見えることが名の由来




 キブシ 雄株・雌株・両性株と3種類の株がある雌雄異株落葉低木
 両性株や雌株より雄株の方が早く咲くため咲いているのは雄花ばかり


 穂状花序が伸びてきて「キブシの花すだれ」が行く先々で見られました♪♪

 旭山山中は春の花々の登場で俄かに賑やかになってきました☆
 春は駆け足で進むのでうっかり見逃すと一年後まで会えません!

  


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2025年04月09日

頼朝山

 長野県庁の背後に連なる里山の一つ「頼朝山」を散策っっ


 新諏訪町里島から見た頼朝山


裾花川のカワヤナギが萌黄色に   チョウジザクラ 横から見ると「丁の字」


 郷路山と頼朝山の谷間を下る境沢にはネコノメソウ


 南斜面にはタチツボスミレがたくさん♪♪


 早春 いち早く咲き冬枯れの林内を飾ったダンコウバイは花期終盤
 葉の展開期に移行し始めていました!


 葡萄に似たミツバアケビの雄花 芽吹きだしたミヤマガマズミ




 急斜面ではシカと思われる食害を免れたシュンランが花をつけていました☆


 芽吹きまで枯葉を落とさないヤマコウバシ 西国巡礼石仏が静松寺まで点在


 ミヤマウグイスカグラ ピンク色の花に春を感じます☆

 春を楽しむ余り長居し過ぎました! 
 帰宅すると花粉症が悪化 春の苦しみも味わうことになりましたicon11
  


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