2024年12月27日

有明山

 千曲市の有明山を散策っっ

 長野県立歴史館に隣接する「科野の村歴史公園」から入山


 オヤマボクチの枯花


                  スイカズラの実 常緑のツル性木本
 ※和名の漢字表記は吸い葛 昔子供が花の蜜を好んで吸っていたから
   別名:忍冬(にんどう)・金銀花 英名はジャパニーズハニー


 有明山中腹にある森将軍塚古墳


森将軍塚古墳は4世紀中期に築造された前方後円墳
全長は100mと県内最大級で科野のクニを治めていた王の墓と言われています
国の史跡に指定された後に11年かけて築造当時の姿に復元されました☆


 ムラサキシキブ と ガマズミ の実


 ハリギリの枝先はアート作品のよう


 ヌルデに形成された虫こぶヌルデミミフシ


 ウグイスカグラの托葉 と ミヤマガマズミの実


 有明山将軍塚古墳
 4世紀末から5世紀初頭に森将軍塚古墳に次いで築造された前方後円墳
 全長36.5m 葺石などは復元されていません




 クヌギ と コナラ のドングリ


 斜光に輝くハンショウヅルの冠毛


 有明山が見えてきました☆


 ツチグリ


 有明山山頂に到着っっ 山頂は平坦で広く4、50畳はありそうです!



 冬枯れのこの時期は木立越しに周囲の山々が望めます♪♪

 鏡台山 と 五里ヶ峯


 冠着山

 北風が冷たく天気もイマイチ しかも平日なので全山貸し切りと思ったら
 なんと4名の単独登山者と出会いました☆
 陽が短いこの時期に短時間で山頂を往復できる有明山は人気のようです!
  


Posted by びいぐる at 23:04Comments(0)

2024年12月24日

頼朝山

 実家に顔を出した序でに近くの頼朝山を散策しましたっっ


 静松寺付近から見た頼朝山
 朝は白かった山肌も昼過ぎには木々に積もった雪が融けて黒く見えました!


 年中発生するヒラタケ


 ヤブラン と サルスベリ の実


 中国原産のサルスベリは寺の敷地に植えられることが多く
 漢名の百日紅の通り花期が長い樹木です。。


芽吹きまで枯葉を残すヤマコウバシ と 早春の林を黄色に染めるダンコウバイの花芽


 日当たりが良い場所は雪が融けていました!


 ヤマブキ
 雌しべが5本あるので種子も5個つきますが熟すのは大体3個なんだとか


 越冬葉(夏葉)をつけるヤマツツジ と ミヤマガマズミ
 ヤマツツジは春から秋の春葉と夏から春の夏葉と2種類の葉をつけます!
 結果的に年中葉をつけているので半常緑樹と言われることも


 リョウブ と ウリカエデ の実


 北斜面はモノトーン


 ミズキの一年枝は鮮やかな赤紫色   剥がれた樹皮が美しいガマズミ
 ※ガマズミの樹皮は若枝の肥大成長に追い付かず裂けて剥がれるのだとか


 頼朝山山頂の八幡宮 石祠の中にスズメバチの営巣の痕跡が




 眼下に広がる長野市街地 と 雪を纏った根子岳
 
 午後2時近くなると体感温度が急降下 長居することなく山頂を後にしました。。
  


Posted by びいぐる at 18:44Comments(0)

2024年12月12日

茶臼山

 小雪舞う中 長野市篠ノ井の茶臼山公園から「茶臼山」へ


 長野市今井新引交差点付近から見た茶臼山

 登山口までは茶臼山恐竜公園や植物園を通過します。。
 公園内には渡来種や園芸種が至る所に植栽され在来種を圧倒!

生きた化石として中国から移入したメタセコイア と 冬の斜光に輝くススキ


 サンシュユの実と紅葉 中国原産


 イヌリンゴ と サンザシの実 共に中国原産

 公園上部まで来ると漸く見慣れた里山の植物たちが現れます!

 冬枯れた園内に黄葉したコナラが1本だけありました☆


 アオツヅラフジの実 と ミヤマガマズミの冬芽・実


 スイカズラの実 と センボンヤリの冠毛


 ヒヨドリジョウゴ と ヤマノイモムカゴ


 長野市南部の眺め


 オヤマボクチの枯花 と 種子が露出したウバユリの実


 いよいよ茶臼山山中へ       イボタノキの実




 茶臼山山頂 立木に囲まれ展望は無し
 それでも 平日の今日 10名近い登山者とすれ違いました
 しかしザックを背負っていたのは3名のみ
 残りは空身のウォーキングスタイルでした!
 麓の住民たちは日常的にウォーキングコースとして利用しているのかも

 

  


Posted by びいぐる at 23:24Comments(0)

2024年12月09日

アルプス公園

昨日は昼から松本市で会議 予定より早く到着したのでアルプス公園を散策っっ




 ヤマツツジ 越冬葉の紅葉 と 返り咲きした花


 レンゲツツジの紅葉 と 種子の散布を終えたウバユリ




 コナラ


 冬枯れの雑木林の林縁に残るカエデ類の紅葉


 大好きな落葉後の雑木林の風景
 実家の裏山で幼馴染と遊んだ幼少期の楽しい記憶が蘇ります♪♪


 雪の朝の定番 誰かが必ず造ります☆


 コブシの冬芽 と ネムノキ


 落葉しても美しい 紅葉の絨毯


 森の入口休憩所 と 雪を纏った戸谷峰


 北アルプスの山々は雪雲の中でした。。。


 風が描いたアート作品


 キミズミ


 ガマズミ と  ノイバラ


 マンサクの返り咲き

 遂に到来した冬を感じながら去りゆく秋を楽しむことができました♪♪

  


Posted by びいぐる at 21:05Comments(0)

2024年12月04日

川柳将軍塚自然探勝園

 善光寺平周囲の里山は晩秋から初冬の景色に移ろい始めました!
 今日は長野市篠ノ井石川湯ノ入にある川柳将軍塚自然探勝園を散策っっ


 麓の 真蔵寺 と 川柳将軍塚自然探勝園 がある 湯ノ入山




 麓ではコナラの黄葉が真っ盛り☆


 草地は早春の顔ぶれ タンポポ と ホトケノザ


 ダンコウバイ と クヌギ

 麓から湯ノ入山中へ





 アオツヅラフジ と ガマズミ


 ヤマツツジの返り咲き と 枯れた花序を残すノリウツギ


 篠ノ井の田園地帯と背後に霞む鏡台山


 芽鱗の笠を被ったリョウブの冬芽 と ヒヨドリジョウゴ


 斜面に連なる陪塚 と 埴輪円筒棺史蹟
 陪塚とは大型の古墳に付随する小型古墳群 読み方:ばいちょう・ばいづか


 立木に覆われた 川柳将軍塚古墳
 葺石が無くなり形も崩れて分かりづらいが手前が方墳で奥が円墳
 長野県最古級の前方後円墳で大きさは県内2番目の全長約93m

 円墳部分には石祠が祀られています。。。 




 川柳将軍塚古墳の200m程北にある姫塚古墳
 全長約31mの前方後円墳 1700年ほど前の古墳時代前期に
 川柳将軍塚古墳に先だって築造された墳墓で
 長年風雨に晒されてきたにも関わらず残存状況は極めて良いのだとか・・・




 人の声がするので近づいて見るとマツノザイセンチュウに侵され
 松枯れ被害に遭ったアカマツの伐採と燻蒸作業が行われていました!


 この一帯は長野県により川柳将軍塚郷土環境保全地域に指定され
 我々長野県自然保護レンジャーの巡回対象地域にもなっています。。

 善光寺平周囲の里山には古墳や山城跡がたくさん見られます☆
 落葉や藪枯れで見通しが良くなるこれからの時期は
 いにしえから今に続く人々の営みの痕跡を訪ねるには最適!
 来春まではこうした里山歩きが増えそうです♪♪
  


Posted by びいぐる at 22:26Comments(0)

2024年12月01日

五里ヶ峯

 千曲市と坂城町の境を成す五里ヶ峯に10名様をご案内しました!


 国道18号線坂城町田町交差点からの五里ヶ峯


 今回は和平高原笹平から入山
 五里ヶ峯の東尾根上に設けられた防火帯を兼ねた登山道で山頂をピストン 

 山林火災発生時の延焼を防ぐため防火帯は幅が広く直線的
 大半の樹木が落葉したので登山道は明るく見通しが利いて気持ちいい


 日陰に残る霜


 アオツヅラフジ と ノイバラ


 未だ葉を残すコナラ と 隣りの鏡台山


 日陰のヌタ場には薄氷が


 シカの皮剥ぎ跡? と イノシシのヌタ場(泥浴び場)


 熊の爪とぎ跡? と 樹上の熊棚


 山頂直下


 西側からの登山道と合流      つる性の常緑木本スイカズラ


 イボタノキ


 五里ヶ峯山頂に到着っ


 背後に雪を纏った北アルプスが連なります☆


 山頂は晴天無風 展望を楽しみながらランチタイム

下山途中ノウサギやカモシカにも出会え充実した陽だまりハイクになりました♪♪

  
タグ :五里ヶ峯


Posted by びいぐる at 19:43Comments(4)