2020年02月25日
逆谷地湿原
十万年前から存在する驚異の湿原 飯綱東高原 逆谷地湿原 へ

例年なら スノーシューを履いて湿原周囲を散策できるのですが
今シーズンは積雪が少なくブッシュが露出したまま
湿原の周回を諦めツボ足で夏道を往復しました。。。


ツルアジサイ


ツノハシバミ と ウバユリ

キブシ




西日本に雪をもたらした低気圧 信越国境では影響は僅か。。


立木の樹皮は地衣・蘚苔・菌類で意外と賑やかです☆


カラコギカエデ と ノリウツギ



木道の下は積雪が無く氷越に地表が見えました!


木道の終点が 逆谷地湿原

逆谷地湿原 と 飯縄山(山頂部は雲の中)




ハンノキ 梢が雄花の花穂で赤茶けて見えます!


アシの枯穂 と 飯縄山腹の寄生火山「笠山」

積雪量が少ない今シーズン 湿原の一部が露出していました!

例年なら スノーシューを履いて湿原周囲を散策できるのですが
今シーズンは積雪が少なくブッシュが露出したまま
湿原の周回を諦めツボ足で夏道を往復しました。。。


ツルアジサイ


ツノハシバミ と ウバユリ

キブシ




西日本に雪をもたらした低気圧 信越国境では影響は僅か。。


立木の樹皮は地衣・蘚苔・菌類で意外と賑やかです☆


カラコギカエデ と ノリウツギ



木道の下は積雪が無く氷越に地表が見えました!


木道の終点が 逆谷地湿原

逆谷地湿原 と 飯縄山(山頂部は雲の中)




ハンノキ 梢が雄花の花穂で赤茶けて見えます!


アシの枯穂 と 飯縄山腹の寄生火山「笠山」

積雪量が少ない今シーズン 湿原の一部が露出していました!
Posted by びいぐる at
18:55
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2020年02月23日
大谷地湿原



湿原の周回コースは台風19号による倒木で塞がれ未だに通行止め!




数年前 湿原の乾燥化防止のため葦の刈り払いに合わせ縁を流れる沢を分岐させ
沢水を湿原中央部分に引き込みました。。 その流路は健在のようです!


湿原の流れ込み付近に移動







暖冬とはいえ標高1000mの高原 氷の芸術を楽しめました☆


カラコギカエデ と カラマツ の実


ホンドリスの足跡 と ツグミ

リュウキンカ や ミズバショウ の花が咲く春の到来が楽しみです!
Posted by びいぐる at
18:41
│Comments(0)
2020年02月21日
戸隠展望苑
晴れ間が覗いたので 戸隠連峰の展望台 「戸隠展望苑」 へ

ソバ畑の土手は地面が露出 今シーズンの少雪ぶりが窺えます!



ハンノキ の雄花序


亀の手に似た ミズナラの冬芽 と レンゲツツジ の枯れた実

戸隠連峰


戸隠山 高妻山



クスサンの繭(通称:スカシダワラ) と ウスタビガの繭

戸隠西岳連峰


迫力ある西岳連峰東壁

西岳と本院岳


ノリウツギ の枯花

将棋の駒に例えられる 本院岳 2000m級の山とは思えない荒々しさ

戸隠西岳連峰の南端から孤島のように立ち上がる 一夜山
伝説では鬼無里遷都を阻止するため土着の鬼が一晩で築いたんだとか・・・
ソバの花が一面に咲く時期は
白い絨毯が敷き詰められた大地の向こうに戸隠連峰が連なる絶景が見られます☆

ソバ畑の土手は地面が露出 今シーズンの少雪ぶりが窺えます!



ハンノキ の雄花序


亀の手に似た ミズナラの冬芽 と レンゲツツジ の枯れた実

戸隠連峰


戸隠山 高妻山



クスサンの繭(通称:スカシダワラ) と ウスタビガの繭

戸隠西岳連峰


迫力ある西岳連峰東壁

西岳と本院岳


ノリウツギ の枯花

将棋の駒に例えられる 本院岳 2000m級の山とは思えない荒々しさ

戸隠西岳連峰の南端から孤島のように立ち上がる 一夜山
伝説では鬼無里遷都を阻止するため土着の鬼が一晩で築いたんだとか・・・
ソバの花が一面に咲く時期は
白い絨毯が敷き詰められた大地の向こうに戸隠連峰が連なる絶景が見られます☆
タグ :戸隠展望苑
Posted by びいぐる at
18:18
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2020年02月19日
硯石
硯石(すずりいし)は「鬼女紅葉伝説」の最終章の舞台の一つ
平維盛率いる紅葉討伐軍との荒倉山合戦に敗れた鬼女紅葉軍
紅葉は討たれ第一の家来「おまん」は敗走してこの地に至り
硯石に溜った水に映った己の恐ろしい形相を見て改心し
近くの中社本坊「歓修院」に出家し習い事に励み
時には硯石に来て荒倉山を見て溜った水を持ち帰り習い事に使ったという
【案内文より】

硯石からの展望は良好で正面には荒倉山
背後には北アルプスや中南信の高峰が連なります☆


荒倉山 奥のピークが主峰「砂鉢山」

雪を被った 硯石


爺ヶ岳 と 五竜岳 五竜岳の雪形 武田菱(武田家の家紋)がはっきり!

例年なら雪に埋もれるエゾユズリハが露出していますっ
これでは背丈を低くして雪に埋もれ寒さから身を守る戦略が生かされません!


樹皮が迷彩柄に剥げる リョウブ 尾根筋の比較的乾燥した場所を好みますっ


シラカバの特徴 枝が落ちた跡にできる目玉模様



カケス 青と黒の縞模様の小雨覆が美しいカラスの仲間


ホンドリス(ニホンリス) と ノウサギ の足跡
跳び箱運動のように手前に手を衝くので後ろ足が前にきます!


コシアブラの冬芽 と ノリウツギの枯花


ゆるキャラのような オオカメノキの冬芽


カラマツ林のイワガラミ
カラマツ林ではイワガラミ・ツルアジサイやツタウルシが多く見られます!
共に気根というヒゲ根で幹に貼り付き上へと這い上るのが特徴
林業の厄介者であるフジのように幹に巻き付き木を締め上げることはありません!

クマイザサ(九枚笹) 枝の先に掌状に葉が付きますっ
葉の枚数は3~9枚 葉裏は有毛 クマザサ(隈笹)と混同されがちですが
クマザサは葉の縁が白く隈取りされています。。
ちなみに熊笹という笹はありません!
平維盛率いる紅葉討伐軍との荒倉山合戦に敗れた鬼女紅葉軍
紅葉は討たれ第一の家来「おまん」は敗走してこの地に至り
硯石に溜った水に映った己の恐ろしい形相を見て改心し
近くの中社本坊「歓修院」に出家し習い事に励み
時には硯石に来て荒倉山を見て溜った水を持ち帰り習い事に使ったという
【案内文より】

硯石からの展望は良好で正面には荒倉山
背後には北アルプスや中南信の高峰が連なります☆


荒倉山 奥のピークが主峰「砂鉢山」

雪を被った 硯石


爺ヶ岳 と 五竜岳 五竜岳の雪形 武田菱(武田家の家紋)がはっきり!

例年なら雪に埋もれるエゾユズリハが露出していますっ
これでは背丈を低くして雪に埋もれ寒さから身を守る戦略が生かされません!


樹皮が迷彩柄に剥げる リョウブ 尾根筋の比較的乾燥した場所を好みますっ


シラカバの特徴 枝が落ちた跡にできる目玉模様



カケス 青と黒の縞模様の小雨覆が美しいカラスの仲間


ホンドリス(ニホンリス) と ノウサギ の足跡
跳び箱運動のように手前に手を衝くので後ろ足が前にきます!


コシアブラの冬芽 と ノリウツギの枯花


ゆるキャラのような オオカメノキの冬芽


カラマツ林のイワガラミ
カラマツ林ではイワガラミ・ツルアジサイやツタウルシが多く見られます!
共に気根というヒゲ根で幹に貼り付き上へと這い上るのが特徴
林業の厄介者であるフジのように幹に巻き付き木を締め上げることはありません!

クマイザサ(九枚笹) 枝の先に掌状に葉が付きますっ
葉の枚数は3~9枚 葉裏は有毛 クマザサ(隈笹)と混同されがちですが
クマザサは葉の縁が白く隈取りされています。。
ちなみに熊笹という笹はありません!
Posted by びいぐる at
17:18
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2020年02月17日
簔ヶ谷池
猫又池から更に先へ進むと下簔ヶ谷池・簔ヶ谷池に至ります!

気温の上昇で積雪はシャーベット状
所々地表が露出しイノシシの足跡も消えかけていましたっ


昨年秋の台風の爪痕でしょうか倒木も目立ちました!



表皮剥離したシラカバ と ツルアジサイ


フキノトウ と イノシシの足跡


下簔ヶ谷池


池畔の小屋

簔ヶ谷池が見えてきました!


池畔の建物 と 朽ちたトイレ


簔ヶ谷池



雨滴を纏った オオヤマザクラ と思われる梢
例年だとXCスキーやスノーシューイングの痕跡が多く見られますが
今シーズンは積雪が少なく訪れる人も少ないようです。。
藪が雪で埋まってないので林道に沿って歩くしかないのですが
雪上に残るトレースはXCスキーのものが1本のみでした。。。
ちなみに今回は雪解けが進んでいたので防寒長靴だけで歩けました!

気温の上昇で積雪はシャーベット状
所々地表が露出しイノシシの足跡も消えかけていましたっ


昨年秋の台風の爪痕でしょうか倒木も目立ちました!



表皮剥離したシラカバ と ツルアジサイ


フキノトウ と イノシシの足跡


下簔ヶ谷池


池畔の小屋

簔ヶ谷池が見えてきました!


池畔の建物 と 朽ちたトイレ


簔ヶ谷池



雨滴を纏った オオヤマザクラ と思われる梢
例年だとXCスキーやスノーシューイングの痕跡が多く見られますが
今シーズンは積雪が少なく訪れる人も少ないようです。。
藪が雪で埋まってないので林道に沿って歩くしかないのですが
雪上に残るトレースはXCスキーのものが1本のみでした。。。
ちなみに今回は雪解けが進んでいたので防寒長靴だけで歩けました!
タグ :簔ヶ谷池
Posted by びいぐる at
19:20
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2020年02月16日
猫又池
雨の飯綱高原 猫又池 へ

浅川ループラインから右に入り まず現れるのが 浅川大池
晴れていれば正面に飯縄山が見える撮影ポイントなんですが今日は雲の中


枯花に見えますがイヌコリヤナギに形成された虫こぶ「ヤナギシントメハナガタフシ」



ハンノキ


カラコギカエデ

浅川大池を後に
XCスキーのトレースがついた林道北郷猫又池線を先に進みますっ


ウバユリ と イノシシの足跡



猫又池 に到着っっ
猫又池は麓の浅川流域の農地を潤すため猫又の沢を堰き止めて造った農業用溜池
昭和16年より本格工事が始まり昭和21年完成!
老朽化から平成15年に漏水が見つかり平成19年改修工事が完了しました!




今日は気温が2桁まで上昇し雨天結氷した池から霧が立ち上ってしました!

浅川ループラインから右に入り まず現れるのが 浅川大池
晴れていれば正面に飯縄山が見える撮影ポイントなんですが今日は雲の中


枯花に見えますがイヌコリヤナギに形成された虫こぶ「ヤナギシントメハナガタフシ」



ハンノキ


カラコギカエデ

浅川大池を後に
XCスキーのトレースがついた林道北郷猫又池線を先に進みますっ


ウバユリ と イノシシの足跡



猫又池 に到着っっ
猫又池は麓の浅川流域の農地を潤すため猫又の沢を堰き止めて造った農業用溜池
昭和16年より本格工事が始まり昭和21年完成!
老朽化から平成15年に漏水が見つかり平成19年改修工事が完了しました!




今日は気温が2桁まで上昇し雨天結氷した池から霧が立ち上ってしました!
Posted by びいぐる at
20:08
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2020年02月13日
戸隠小鳥ヶ池
戸隠神社中社近くにある 小鳥ヶ池 へ

今シーズンの戸隠高原も暖冬小雪傾向が続いています!


背丈の低い林床の笹も雪に埋もれず露出したまま。。。



イワガラミ

本院岳


ナナカマド と ツタウルシ の実

戸隠連峰


常緑のヤドリギ


小鳥ヶ池は農業用溜池なので池畔に水神が祀られていますっ


池の南側の土手からは戸隠連峰や黒姫山の頂上部が望めます☆


ウリハダカエデ 瓜模様の樹皮が名の由来

オオカメノキの冬芽
森の木々や獣たちが春が到来したと勘違いしてしまいそうなポカポカ陽気でした♪

今シーズンの戸隠高原も暖冬小雪傾向が続いています!


背丈の低い林床の笹も雪に埋もれず露出したまま。。。



イワガラミ

本院岳


ナナカマド と ツタウルシ の実

戸隠連峰


常緑のヤドリギ


小鳥ヶ池は農業用溜池なので池畔に水神が祀られていますっ


池の南側の土手からは戸隠連峰や黒姫山の頂上部が望めます☆


ウリハダカエデ 瓜模様の樹皮が名の由来

オオカメノキの冬芽
森の木々や獣たちが春が到来したと勘違いしてしまいそうなポカポカ陽気でした♪
Posted by びいぐる at
22:23
│Comments(0)
2020年02月12日
戸隠鏡池
今週末 戸隠鏡池周辺でスノーシューイングのガイドをするので
コースコンディションの確認に行ってきましたっ

先週末の降雪で何とか持ち直したものの積雪量は相変わらず少な目

戸隠連峰と鏡池


戸隠連峰の岩肌も今シーズンは黒々としています!

戸隠西岳連峰と鏡池


本院岳とP2


本院岳の東壁 と 八方睨と本院岳間の鞍部


戸隠鏡池 と 戸隠西岳連峰・戸隠連峰


今シーズンは暖冬傾向が続き鏡池の氷は十分な厚さがありません!
侵入禁止の注意書きがあるにも関わらず
池の上にはたくさんのトレースがついていました
自己責任でという身勝手な行動が救助する人を二次遭難の危険に晒します!



冬期間 鏡池と隣接する戸隠森林植物園エリアで唯一使用できるトイレ
車が入れない積雪期はボランティアによって維持されていますっ
感謝してキレイに使いましょう!!

ノウサギの足跡
午後には手袋やダウンジャケットが不要なほど気温が上がり
帰路は重い雪との格闘で足腰の筋肉が乳酸漬けになりました
コースコンディションの確認に行ってきましたっ

先週末の降雪で何とか持ち直したものの積雪量は相変わらず少な目

戸隠連峰と鏡池


戸隠連峰の岩肌も今シーズンは黒々としています!

戸隠西岳連峰と鏡池


本院岳とP2


本院岳の東壁 と 八方睨と本院岳間の鞍部


戸隠鏡池 と 戸隠西岳連峰・戸隠連峰


今シーズンは暖冬傾向が続き鏡池の氷は十分な厚さがありません!
侵入禁止の注意書きがあるにも関わらず
池の上にはたくさんのトレースがついていました

自己責任でという身勝手な行動が救助する人を二次遭難の危険に晒します!



冬期間 鏡池と隣接する戸隠森林植物園エリアで唯一使用できるトイレ
車が入れない積雪期はボランティアによって維持されていますっ
感謝してキレイに使いましょう!!

ノウサギの足跡
午後には手袋やダウンジャケットが不要なほど気温が上がり
帰路は重い雪との格闘で足腰の筋肉が乳酸漬けになりました

タグ :戸隠鏡池
Posted by びいぐる at
21:30
│Comments(2)
2020年02月11日
穂高神社
安曇野市穂高にある 穂高神社 へ

鳥居の向こうに見えるのは 神楽殿





手水 と 神馬
神馬のモデルは純粋の木曽馬で奈良時代の馬飾り「唐鞍」を付けています!

上高地にある奥社とここ本宮との神々を送迎する御船として奉納された 神船
東京多摩川最後の船大工といわれる久保井富蔵氏が平安時代の資料を元に
完成したもの(奉納書より)



神楽殿


若宮社 祭神は阿曇蓮比羅夫命(あずみのむらじひらふのみこと)

拝殿
本殿は拝殿の奥に3殿あり
中殿に穂高見命・左殿に綿津見命・右殿に瓊々杵命 が祭られています。。
20年毎に本殿一社を造り替える大遷宮祭が行われます!
また毎年9月27日には本宮例祭本祭(御船祭)も行われますっ

神社由緒によると 祭神は海神(わたつみ)族の祖神 「穂高見命」
海神族の後裔「安曇族はもと北九州方面に栄え主として海運を司り
早くより大陸方面と交流し文化の高い氏族であったんだとか。。。
海洋民族だった安曇族が長い年月を経て日本海を北上し
新潟県糸魚川市から何故本州内陸部に至ったのか歴史的ロマンを感じます。。
北アルプス奥穂高岳山頂に嶺宮・上高地明神岳麓の明神池畔に奥宮があります!
両宮とも槍穂高連峰に登った際に訪れているのですが参拝した記憶がありませんっ
当時は若かったせいか神仏より三角点の方に興味関心があったのかも。。。

鳥居の向こうに見えるのは 神楽殿





手水 と 神馬
神馬のモデルは純粋の木曽馬で奈良時代の馬飾り「唐鞍」を付けています!

上高地にある奥社とここ本宮との神々を送迎する御船として奉納された 神船
東京多摩川最後の船大工といわれる久保井富蔵氏が平安時代の資料を元に
完成したもの(奉納書より)



神楽殿


若宮社 祭神は阿曇蓮比羅夫命(あずみのむらじひらふのみこと)

拝殿
本殿は拝殿の奥に3殿あり
中殿に穂高見命・左殿に綿津見命・右殿に瓊々杵命 が祭られています。。
20年毎に本殿一社を造り替える大遷宮祭が行われます!
また毎年9月27日には本宮例祭本祭(御船祭)も行われますっ

神社由緒によると 祭神は海神(わたつみ)族の祖神 「穂高見命」
海神族の後裔「安曇族はもと北九州方面に栄え主として海運を司り
早くより大陸方面と交流し文化の高い氏族であったんだとか。。。
海洋民族だった安曇族が長い年月を経て日本海を北上し
新潟県糸魚川市から何故本州内陸部に至ったのか歴史的ロマンを感じます。。
北アルプス奥穂高岳山頂に嶺宮・上高地明神岳麓の明神池畔に奥宮があります!
両宮とも槍穂高連峰に登った際に訪れているのですが参拝した記憶がありませんっ
当時は若かったせいか神仏より三角点の方に興味関心があったのかも。。。
Posted by びいぐる at
23:59
│Comments(0)
2020年02月09日
中山
先日POWERSさんからのコメントの中で
三笠山下部の山道に敷設されている謎の鉄パイプについて
お尋ね頂きましたが自分も分からずお答えできませんでした。。
これを機に何の目的で敷設されたものか調べてみることに決めました!
先ずは聞き取り調査に必要な現場写真を撮るために昨日現地へと向かいましたっ
麓の安茂里西河原「西運寺」付近から登ると時間が掛かるので
安茂里大門の「正覚院」墓地を抜け円通殿裏手の農道で
中山南山腹のリンゴ畑を横切り舗装が切れる西端までバイクで入山
すると直ぐに麓の西河原から登ってくる道に合流でき10分程度で現場に到着できます!

正覚院上部にある円通殿 通称「お観音さん」


天満宮と三嶋社


ニワウルシ ニガキ科の落葉高木 別名:シンジュ(神樹)
中国原産の外来種で各地で野生化しています!


ヤブラン と 松代の奇妙山・尼飾山


中山南斜面のリンゴ畑からの眺望 と アオツヅラフジの実

ヤママユガの繭


リンゴ畑を横切りアスファルト舗装された作業道の終点へ







林道朝日山線の開通と共に荒廃していた山道も
MTB愛好者がダウンヒルコースとして利用するようになって明瞭になりました!
中山西斜面をトラバースする山道脇に「謎の鉄パイプ」が現れました!

歩道に沿うように断続的に現れますっ


赤い塗料が残っているものも・・・

固定用の杭が抜けている箇所も見られます。。
水道管であれば凍結防止のため地中に埋設したはず
この先 三笠山付近には朝場牧場や嘗て人家があった萩平があるので
電線でも通っていたのか、山腹の畑に農業用の沢水引いたのか 使途が気になります。。


アキノキリンソウの枯花 と ダンコウバイの枯葉
とりあえず鉄パイプは写真に収めたので今日の目的は終了
雪交じりの北風が冷たいので早々に往路を引き返しました!
三笠山下部の山道に敷設されている謎の鉄パイプについて
お尋ね頂きましたが自分も分からずお答えできませんでした。。
これを機に何の目的で敷設されたものか調べてみることに決めました!
先ずは聞き取り調査に必要な現場写真を撮るために昨日現地へと向かいましたっ
麓の安茂里西河原「西運寺」付近から登ると時間が掛かるので
安茂里大門の「正覚院」墓地を抜け円通殿裏手の農道で
中山南山腹のリンゴ畑を横切り舗装が切れる西端までバイクで入山
すると直ぐに麓の西河原から登ってくる道に合流でき10分程度で現場に到着できます!

正覚院上部にある円通殿 通称「お観音さん」


天満宮と三嶋社


ニワウルシ ニガキ科の落葉高木 別名:シンジュ(神樹)
中国原産の外来種で各地で野生化しています!


ヤブラン と 松代の奇妙山・尼飾山


中山南斜面のリンゴ畑からの眺望 と アオツヅラフジの実

ヤママユガの繭


リンゴ畑を横切りアスファルト舗装された作業道の終点へ







林道朝日山線の開通と共に荒廃していた山道も
MTB愛好者がダウンヒルコースとして利用するようになって明瞭になりました!
中山西斜面をトラバースする山道脇に「謎の鉄パイプ」が現れました!

歩道に沿うように断続的に現れますっ


赤い塗料が残っているものも・・・

固定用の杭が抜けている箇所も見られます。。
水道管であれば凍結防止のため地中に埋設したはず
この先 三笠山付近には朝場牧場や嘗て人家があった萩平があるので
電線でも通っていたのか、山腹の畑に農業用の沢水引いたのか 使途が気になります。。


アキノキリンソウの枯花 と ダンコウバイの枯葉
とりあえず鉄パイプは写真に収めたので今日の目的は終了
雪交じりの北風が冷たいので早々に往路を引き返しました!
Posted by びいぐる at
23:39
│Comments(2)
2020年02月08日
薬山#2
ブランド薬師こと八櫛神社を後に 薬山 山頂方面へ

岩場付近は樹林が切れるので絶好の展望台


オヤマボクチ と ノリウツギ の枯花

ネジキ の実


ウリカエデ と オケラ


昭和の遺物「屑篭」 と 70人位は座れそうな遠足対応サイズの「あずまや」
山頂付近に来ると高低差が少ない緩やかな縦走路に変わりますっ





冬枯れの林縁を飾るササの緑 と スイカズラの深紅の葉

コアカミゴケ コケの名が付きますがコケではなく地衣類
※地衣類は藻類と共生する菌類の仲間


ダンコウバイの小枝に落ちた アズキナシ の実 と ハンノキの仲間


ひし形模様が現れるヤマナラシの樹皮 樹皮が鱗状に剥げ迷彩柄になるリョウブ
山頂を示す案内板も無いまま道は下降し始め北参道入口に出ます!


石仏の台座は道標も兼ねていました!


とがくし(戸隠)・なかそね(中曽根)・一のせ(一ノ瀬)の文字が読み取れます!
ここ参道入口から一ノ瀬集落に下り北浅川に沿いに中曽根集落へ
そして飯綱高原に登り戸隠神社へと導く道標のようです。。

帰路の浅川ループラインから薬山を振り返る
近年 薬山はブランド薬師公園として整備され十三仏拝礼道と名付けられた
遊歩道を石仏を巡りながら楽しめるようになりました☆

岩場付近は樹林が切れるので絶好の展望台


オヤマボクチ と ノリウツギ の枯花

ネジキ の実


ウリカエデ と オケラ


昭和の遺物「屑篭」 と 70人位は座れそうな遠足対応サイズの「あずまや」
山頂付近に来ると高低差が少ない緩やかな縦走路に変わりますっ





冬枯れの林縁を飾るササの緑 と スイカズラの深紅の葉

コアカミゴケ コケの名が付きますがコケではなく地衣類
※地衣類は藻類と共生する菌類の仲間


ダンコウバイの小枝に落ちた アズキナシ の実 と ハンノキの仲間


ひし形模様が現れるヤマナラシの樹皮 樹皮が鱗状に剥げ迷彩柄になるリョウブ
山頂を示す案内板も無いまま道は下降し始め北参道入口に出ます!


石仏の台座は道標も兼ねていました!


とがくし(戸隠)・なかそね(中曽根)・一のせ(一ノ瀬)の文字が読み取れます!
ここ参道入口から一ノ瀬集落に下り北浅川に沿いに中曽根集落へ
そして飯綱高原に登り戸隠神社へと導く道標のようです。。

帰路の浅川ループラインから薬山を振り返る
近年 薬山はブランド薬師公園として整備され十三仏拝礼道と名付けられた
遊歩道を石仏を巡りながら楽しめるようになりました☆
Posted by びいぐる at
13:24
│Comments(0)
2020年02月06日
薬山#1
長野市浅川にある 薬山 へ

浅川ループライン開通記念碑 と 薬山


冬枯れにの景色に彩りを添える スイバ の紅葉

ループ橋と浅川



ブランド薬師(八櫛神社)参道を使って山頂へ




九十九折の参道にある十三仏は昭和63年に岩場から移転されたもの
石仏の説明板も設置されているので小休止を兼ねて知識も得られます☆


ツクバネの実 見ての通り羽根衝の羽にそっくりなのが名の由来 半寄生の落葉低木
自分にとって荒倉山塊で見て以来十数年ぶりの出会いで感激!


ムラサキシキブ と 地上に落ちた落葉ヤドリギ「ホザキヤドリギ」の実


ハリギリの冬芽 と ヤマツツジの越冬葉(夏葉)
岩窟に置かれた「秋葉三尺坊坐像を見るため参道を外れ谷筋へ一旦下降



風化が進んだ凝灰岩の大岩の窪みに高さ70cmほどの石像が納められています!
戸隠出身の三尺坊は厳しい修行の末 猛火をも止める霊験を得たといわれ
ブランド薬師を火災から守るために置かれたいいます。。。

ブランド薬師(八櫛神社)


ブランド薬師こと八櫛神社の創建は807年と伝えられており
1847年の善光寺地震で崩落潰滅したため1861年に再建
元は神仏習合の堂であったため明治の神仏分離以前は本尊は薬師如来
祭神は少彦名命でした。。。
ブランド薬師は俗名で懸崖造りのため揺れやすくブラン堂といわれたことが
名の由来なんだとか・・・
小学生の時 遠足で訪れ級友と共に飛び跳ねて揺すった記憶がありますが
大人になった今 老朽化したお堂を揺する勇気はありませんでした。。

堂内からは善光寺平と上信国境の山々が望めます☆
ブランド薬師を後に薬山山頂を目指しますっ つづく。。。。

浅川ループライン開通記念碑 と 薬山


冬枯れにの景色に彩りを添える スイバ の紅葉

ループ橋と浅川



ブランド薬師(八櫛神社)参道を使って山頂へ




九十九折の参道にある十三仏は昭和63年に岩場から移転されたもの
石仏の説明板も設置されているので小休止を兼ねて知識も得られます☆


ツクバネの実 見ての通り羽根衝の羽にそっくりなのが名の由来 半寄生の落葉低木
自分にとって荒倉山塊で見て以来十数年ぶりの出会いで感激!


ムラサキシキブ と 地上に落ちた落葉ヤドリギ「ホザキヤドリギ」の実


ハリギリの冬芽 と ヤマツツジの越冬葉(夏葉)
岩窟に置かれた「秋葉三尺坊坐像を見るため参道を外れ谷筋へ一旦下降



風化が進んだ凝灰岩の大岩の窪みに高さ70cmほどの石像が納められています!
戸隠出身の三尺坊は厳しい修行の末 猛火をも止める霊験を得たといわれ
ブランド薬師を火災から守るために置かれたいいます。。。

ブランド薬師(八櫛神社)


ブランド薬師こと八櫛神社の創建は807年と伝えられており
1847年の善光寺地震で崩落潰滅したため1861年に再建
元は神仏習合の堂であったため明治の神仏分離以前は本尊は薬師如来
祭神は少彦名命でした。。。
ブランド薬師は俗名で懸崖造りのため揺れやすくブラン堂といわれたことが
名の由来なんだとか・・・
小学生の時 遠足で訪れ級友と共に飛び跳ねて揺すった記憶がありますが
大人になった今 老朽化したお堂を揺する勇気はありませんでした。。

堂内からは善光寺平と上信国境の山々が望めます☆
ブランド薬師を後に薬山山頂を目指しますっ つづく。。。。
Posted by びいぐる at
23:11
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2020年02月04日
三笠山
日本国内には国土地理院発行の地形図に表記されない里山は数多とありますっ
長野県庁西側の旭山から富士ノ塔山へと連なる峰々の一つに過ぎない
三笠山 もそんな里山の一つ

安茂里小学校校庭から見る「三笠山」
嘗ての里山は麓の住人にとって生活の糧を得るために無くては成らない存在でした。。
家庭での煮炊きや暖房が化石燃料にとって代わると薪炭供給の役割が終わり
里山の多くは荒廃し名前も忘れ去られていきました。。。


ツルドクダミ

松代の尼飾山・奇妙山 が望めました☆


ホトケノザ と オオイヌノフグリ
日当たりの良い南斜面はまるで早春のようです♫




朝日山観世音堂




保高山から三笠山に至る古道脇にある朽ちかけた遥拝所らしき建物
左の写真は林道朝日山線から見たもの
建物周囲には石像や石碑そして墓石も 石碑の一部には三笠講の文字も
個人的な推測ですが越後の八海山および群馬の三笠山は
木曽御嶽の王滝口を開いた「普寛行者」が修行を重ねたた霊山であったことから
三笠講は御嶽講の一派なのかもしれません。。だとすれば
ここの三笠山の名の由来も御嶽信仰が関係していると思われます。。。
ちなみに南麓にある安茂里差出地区の郷土史には
杏花台団地最上部から保高山・三笠山を通り戸隠神社に至る
信仰の道「戸隠古道」の支道が存在したことが記されています。。。


ボタンヅルの綿毛 と ガマズミの剥がれた樹皮
林道朝日山線から三笠山へ入山っっ

想像以上に明瞭な 三笠山の尾根道


コハウチワカエデ と コナラ の枯葉


深い割れ目が入ったアカマツの老木 と 冬枯れの雑木林越しに見る麓市街地

登山対象になっていない山なのでピークを示すものは何も無いまま
尾根道は麓に向け一気に下降していきます!
忘れ去られた里山山中で先人たちの営みの痕跡に想いを馳せ帰路につきました!
長野県庁西側の旭山から富士ノ塔山へと連なる峰々の一つに過ぎない
三笠山 もそんな里山の一つ

安茂里小学校校庭から見る「三笠山」
嘗ての里山は麓の住人にとって生活の糧を得るために無くては成らない存在でした。。
家庭での煮炊きや暖房が化石燃料にとって代わると薪炭供給の役割が終わり
里山の多くは荒廃し名前も忘れ去られていきました。。。


ツルドクダミ

松代の尼飾山・奇妙山 が望めました☆


ホトケノザ と オオイヌノフグリ
日当たりの良い南斜面はまるで早春のようです♫




朝日山観世音堂




保高山から三笠山に至る古道脇にある朽ちかけた遥拝所らしき建物
左の写真は林道朝日山線から見たもの
建物周囲には石像や石碑そして墓石も 石碑の一部には三笠講の文字も
個人的な推測ですが越後の八海山および群馬の三笠山は
木曽御嶽の王滝口を開いた「普寛行者」が修行を重ねたた霊山であったことから
三笠講は御嶽講の一派なのかもしれません。。だとすれば
ここの三笠山の名の由来も御嶽信仰が関係していると思われます。。。
ちなみに南麓にある安茂里差出地区の郷土史には
杏花台団地最上部から保高山・三笠山を通り戸隠神社に至る
信仰の道「戸隠古道」の支道が存在したことが記されています。。。


ボタンヅルの綿毛 と ガマズミの剥がれた樹皮
林道朝日山線から三笠山へ入山っっ

想像以上に明瞭な 三笠山の尾根道


コハウチワカエデ と コナラ の枯葉


深い割れ目が入ったアカマツの老木 と 冬枯れの雑木林越しに見る麓市街地

登山対象になっていない山なのでピークを示すものは何も無いまま
尾根道は麓に向け一気に下降していきます!
忘れ去られた里山山中で先人たちの営みの痕跡に想いを馳せ帰路につきました!
Posted by びいぐる at
22:52
│Comments(2)
2020年02月01日
冬の森の賑わい
冬の眠りに就いている雪深い戸隠高原の森
一旦林内に足を踏み入れると意外な賑わいがあります!

「冬の眠り」 サワグルミの葉痕


「踊る冬の森の妖精たち」 オオカメノキの花芽
ゆるキャラ たち


ノリウツギ の葉痕

マルバゴマキ の冬芽と葉痕


トチノキ と コシアブラ の冬芽と葉痕

森の道化師 キハダ の葉痕
モンスターたち
ヤチダモ の葉痕 と オオウバユリの実



腐朽菌に侵されたミズナラの大木 通称:ゴジラの木
冬期休園中の戸隠森林植物園ですが
個性的なキャラクターたちが来園者を楽しませてくれます☆
一旦林内に足を踏み入れると意外な賑わいがあります!

「冬の眠り」 サワグルミの葉痕



「踊る冬の森の妖精たち」 オオカメノキの花芽
ゆるキャラ たち


ノリウツギ の葉痕

マルバゴマキ の冬芽と葉痕


トチノキ と コシアブラ の冬芽と葉痕

森の道化師 キハダ の葉痕
モンスターたち
ヤチダモ の葉痕 と オオウバユリの実



腐朽菌に侵されたミズナラの大木 通称:ゴジラの木
冬期休園中の戸隠森林植物園ですが
個性的なキャラクターたちが来園者を楽しませてくれます☆
Posted by びいぐる at
20:24
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