2023年10月31日

紅葉の鎌池#1

 小谷村雨飾高原にある紅葉の名所 鎌池 へ


 雪化粧した白馬三山


 白馬鑓ヶ岳・杓子岳 と 白馬岳


 小谷村中土から中谷川に沿って小谷温泉


 小谷温泉が見えてきました☆

 小谷温泉を通り過ぎて雨飾高原へ

 大渚山              雨飾山


 鎌池入口「ブナ林亭


 鎌池池畔のブナは残念ながら黄葉の盛りは過ぎて落葉盛ん!






 金山・天狗原山方面

 ブナの黄葉はピークを過ぎていましたがカエデなどの紅葉は残ってました☆

 ヤマモミジ と コハウチワカエデ・ブナ

 ヤマモミジ と マンサク


 タムシバ


 ウリハダカエデ と ハウチワカエデ


 コシアブラ と ヤマブドウ

 鎌池の周遊路は2km程ですが
 見事な紅葉黄葉に目を奪われ足は先に進みませんっっ つづく。。。






  


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2023年10月30日

合同巡回#2

 鏡池での巡回と要注意外来生物に指定されているセイタカアワダチソウ
 抜き取り作業を終え次の巡回目的地「戸隠森林植物園」へ


 天命稲荷
 戸隠最後の修験者といわれる姫野公明師がお告げを受け
 探し当てた首塚に再度のお告げを受け天命稲荷を祀ったとされている。。。


 コハウチワカエデ


 ヒメアオキ と ユモトマユミ ヒメアオキの実は冬を越して熟します☆


 カラコギカエデ


 ツルシキミ


 ヤマモミジ


 ナナカマド


 サワフタギ と コマユミ


 ノリウツギの枯花 と ブナの黄葉


 オオバクロモジ


                  ハクサンフウロの紅葉


 コロナ禍で合同巡回や研修会も無った4年間
 久しぶりにレンジャー仲間や行政の担当者と交流を深めることができて
 有意義な一日になりました☆
 コロナ禍の自粛ムードで停滞していた長野県自然保護レンジャーの活動も
 ようやく本来のスタイルで取り組めるようになりましたっっ
  


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2023年10月29日

合同巡回#1

 コロナ禍で中断していた長野県自然保護レンジャーの合同巡回
 今日4年ぶりに開催されました☆

 日頃各々で活動しているため久しぶりの再会になりました☆ 


 今日は日本野鳥の会の観察会もあり園内は賑やかでした!


 虹色に輝く戸隠山の稜線を覆う雲の縁

 事務局の長野地域振興局担当者や環境省戸隠自然保護官等にも
 ご参加いただき総勢19名
 先ずは戸隠森林植物園を出て戸隠神社奥社参道を巡回っっ

 随神門から外周の小径に入り鏡池を目指しますっっ


 今日はシダ植物の専門家もおり種子植物以外も学べました♪♪

 参道沿いのスギの根元で生育するシダ植物「コケシノブ


 オシャグジデンダ と エゾフユノハナワラビ


 ケヤマウコギ と ニシキギ


 ヤマシャクヤク と タニウツギ










 落葉が進む戸隠鏡池


 鏡池池畔に繁茂するセイタカアワダチソウの抜き取り作業を行いましたっっ


 今日は陽射しが殆ど無く気温も一桁 時折り雨も当たる生憎の天気

 昼食を済ませると次の巡回目的地「戸隠森林植物園」へ向け往路も戻りますっ
                              つづく。。。


  


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2023年10月29日

奥裾花自然園#4

 神秘の池「吉池」から「ブナ林コース」に向かいますっ


 ブナハウチワカエデの競演


 オオバクロモジの黄葉と冬芽(真ん中が葉芽 両脇が花芽)




 展望広場


 濁川の源流部と堂津岳 が望めます☆


 ソヨゴ と ホツツジ の実


 ツルアリドオシ の実
 実の表面にある2つの穴は花の萼の痕跡
 一対の花の子房は合着しているので二つの花で1つの実になるのです!




 ヒトツバカエデ カツラと同じように落ち葉は芳香を発します☆


 ブナの大木が林立しますicon12




 早くも冬枯れ状態になったオオカメノキ




 ホオノキ と ヤマウルシ


 ユモトマユミ

 曇天で日差しが無く紅葉の色が冴えず輝きも無かったのが残念でしたが
 暖色に染まった風景は迫力があり実に見事でした☆    おわり。。。
 やっtぱりブナの森はいいなぁ
  


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2023年10月28日

奥裾花自然園#3

 錦模様のブナ林の中を「こうみ湿原」経由で「吉池」へ向かいますっっ




 ブナ林内での準主役 オオバクロモジ と ハウチワカエデ


 こうみ湿原に抜ける遊歩道のブナ林は藪が無くスッキリ♪♪


 紅葉も樹種によって色合いは様々☆ オオカメノキ と ハウチワカエデ


 色のグラデーションが美しい オオカメノキ


 コハウチワカエデの稚樹 と コシアブラ


 コシアブラは黄葉後に色素が抜けて油紙のような白色に変化します!


 こうみ湿原の脇を通り吉池への登りに入りますっっ



 黄金色に輝くブナ林




 ブナ林に囲まれた吉池
 奥の池畔に推定樹齢400年 樹高30mのトチノキの巨木があります☆
 森の精霊たちが棲んでいそうな神秘的な空間です。。。

 モリアオガエルやエゾハルゼミの鳴き声で騒がしい芽吹きの季節から一転
 舞い落ちる葉の乾いた音すら響く静寂に包まれていました
 吉池を後に次の目的地 「ブナ林コース」 に向いますっ つづく。。。 




  


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2023年10月27日

奥裾花自然園#2

 観光センターから林道を歩く事約40分 奥裾花自然園入口 に到着っっ



 紅葉を背にイタヤカエデの黄葉が映えます☆


 ハウチワカエデ と オオバクロモジ


 ウリハダカエデ と オオカメノキ


 オオミヤマガマズミ と キブシ


 春はミズバショウが群生する 今池湿原 秋は枯れヨシ原






 今池周辺はブナの黄葉とカエデ類の紅葉の競演です☆


 11本ものブナが叢生 珍しい光景です!


 黄葉のブナ林は癒しの空間










 浸食が進む濁川対岸の合ノ峰の山肌




 今池湿原から見る中西山


 陽が差したり陰ったりの不安定な天気 時折り雷鳴が轟きますicon05


 今池湿原内にある弁天島


 今池湿原周遊後は「こうみ平湿原」経由で吉池に向かいますっっ
                             つづく。。。






  


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2023年10月26日

奥裾花自然園#1

 奥裾花峡で紅葉狩りを楽しんだ後 奥裾花自然園 へ

 観光センター駐車場から林道を徒歩で奥裾花自然園に向かいますっっ

 観光センター駐車場付近から見た堂津岳


 ハウチワカエデの黄葉・紅葉


 観光センター横のお食事処「真砂」 熊のはく製がお出迎え


 ヤマモミジ


 ヤマモミジ と オオバクロモジ


 ゴマナ と コウゾリナ


 中西山






 奥裾花自然園の背後に連なる堂津岳~合ノ峯




 ブナ と ヤマモミジ






 戸隠連峰 と 西岳連峰






 ウリハダカエデ と イタヤカエデ


 間もなく奥裾花自然園入り口に到着ですっっ  つづく。。。







  


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2023年10月25日

裾花峡~奥裾花峡

 紅葉を求めて裾花峡谷を鬼無里方面へと辿りましたっっ

 裾花ダムのダム湖に架かる裾花大橋 標高600m付近は未だ色づき始め

 見頃をを迎えていたのは標高900mまで上がった奥裾花峡

 奥裾花橋 と 奥裾花ダムのダム湖


 郡界尾根の岩峰 と 乙妻山










 ポットホール と 蜂の巣状岩
 約300万年前の海底堆積岩層が浸食された峡谷には様々な奇岩が見られます☆

                   向斜構造


 ケスタ地形


 裾花川が長い年月をかけて削った渓谷の岩壁


 乙妻山・高妻山


 戸隠西岳連峰

 紅葉は900m~1200m付近が見頃☆これから里山へと下りて行きます。。
 
  


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2023年10月23日

砂鉢山#2

 戸隠側の尾倉沢古道を遡り荒倉山鞍部の地蔵峠に到着っっ





 クサギ と ハンショウヅル の実

 いよいよ砂鉢山山頂への急登が始まりますっっ


 樹間から槍ヶ岳が見えました☆


 登山道脇にシナノキの大木が2本


 タマゴテングタケ? と マムシグサの仲間 


 ヒトツバカエデ と アズキナシ


 ハウチワカエデ と コハウチワカエデ


 ウリハダカエデ と ブナ


 荒倉山の最高峰「砂鉢山」山頂に到着っっ


 五竜岳 と 唐松岳


 白馬三山(鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)


 2等三角点と石祠がある山頂でゆっくりランチタイム
 そして地質の専門家から荒倉山一帯の成り立ちについてレクチャーを受けました!


 山頂を後に下山開始っっ
 往路と同じ尾倉沢古道で「一の川橋」の駐車場へ戻りますっっ

 当日は気温は低めながらも穏やかな秋晴れicon01
 見頃を迎えた紅葉や冠雪した後立山連峰の眺めを存分に楽しむことができました♪♪

  


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2023年10月22日

砂鉢山#1

 戸隠と鬼無里の境を成す荒倉山の最高峰「砂鉢山」へ


 戸隠中村付近から見た荒倉山 (10日前に撮影)


 今回は戸隠側の尾倉沢古道を使って入山


先ずは尾倉沢川右岸を進みますっ  最初に現れたのは「屏風岩
                 高さ9m幅15m 凝灰角礫岩の大岩です!


 「一杯」を過ぎると色づき始めた山肌が見えました☆


 2019年8月11日に起きた土石流の跡


 道は尾倉沢右岸から左岸へ


                  錦模様に変わり始めた山肌


 クサギ


 シロヨメナ と サワアザミ


 切通し状の掘割りの岩 と 五つの大岩が横たわる五ツ岩


 サワグルミ三兄弟


 クサギ と リュウノウギク




 ツタウルシ が色づきカラマツの幹が炎に包まれているように見えます☆
 
 そろそろ稜線鞍部の 地蔵峠 に到着ですっっ
                            つづく。。。





  


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2023年10月21日

鍋倉山#5

 関田峠付近でも木々が色づき初めていました☆

 色が変わり始めた峠付近のブナ


                   茶屋池ハウス


 オオカメノキ


                   茶屋池


 葉が大きいハウチワカエデの紅葉は目立ちます!


 ヒメモチ と ナナカマド




 大神楽展望台 上信国境の山々が一望できます☆


 鮮やかなリョウブの黄葉


 ノコンギク

 「巨木の谷」入山口駐車場に無事到着っっ

 ここでもハウチワカエデの紅葉が見事でしたicon12


 下山後は千曲川河岸の湯滝温泉で汗と疲れを流して帰長♪♪

 穏やかな晴天の下
 紅葉に染まりながら昔の山仲間と秋の山旅を楽しむことができましたicon01
                            おわり。。。




  


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2023年10月20日

鍋倉山#4

 今回の鍋倉山周遊も後半 黒倉山を後に関田峠に向かいますっっ


 筒方峠


 新潟県側眼下に光ヶ原高原や妙高市平野部が見えました☆


 ハウチワカエデ と ミネカエデ




 ブナ


 オオカメノキ


 気持ちの良いブナ林


 ヤマウルシ と ハウチワカエデ


 ヤマウルシ


 関田峠に到着っっ





 ここから長野県側に車道を下り入山口の駐車場まで戻りますっっ
                              つづく。。。

  


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2023年10月19日

鍋倉山#3

 関田山脈の稜線「信越トレイル」は紅葉真っ盛り♫

 紅葉のトンネルが断続的に続きます☆




 ハウチワカエデ


 マンサク


                  オオバクロモジ




 実が落ちても美しいオオカメノキの果柄 と ナナカマドの実


 花も黄葉も美しいウワミズザクラ


 オオカメノキ と ウリハダカエデ


 ブナ

 黒倉山山頂に到着っっ

                  上越火力発電所が望めました☆


 今回最後のピークを踏んで2km余り先の関田峠に向かいますっっ
                           つづく。。。
  


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2023年10月19日

鍋倉山#2

 「巨木の谷」から鍋倉山山頂に向かいますっっ






 オオカメノキ の紅葉












 ハウチワカエデ と オオカメノキ


 鍋倉山山頂に到着っっ


 平日にもかかわらず鍋倉山山頂は賑やかでした!
 鍋倉山山頂は残念ながら展望は無し。。


 ツタウルシ と アカネトンボの仲間

 信越トレイルになっている稜線を関田峠方面へ

 新潟方面の視界が開け米山が薄ら見えました☆

 稜線の信越トレイルを辿り次のピーク 黒倉山 へ向かいますっっ
                            つづく。。。  
タグ :鍋倉山


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2023年10月18日

鍋倉山#1

 秋晴れの今日 信越国境を成す関田山脈のピーク鍋倉山・黒倉山を周遊




 関田峠に向かう県道脇から 巨木の谷 へ入山
 安易な入山を抑えるため車道には入山口を示す案内板・道標は無し

 車道から藪を少し入ったところで初めて案内板が登場





 キツネノチャブクロ と ヒメモチの実


 ブナの巨木「森姫」と「森太郎」が枯死する以前の案内板




 森姫の亡骸 推定樹齢300年以上のブナの巨木でした!
 2011年の調査で枯死が確認されその後倒れて現在は腐植が進んでいます。。

 続いて森太郎に向かいますっっ



 森太郎・森姫の後継と成りうるブナの大木が沢山あります☆






 森太郎の亡骸
 「森太郎」は2004年林野庁が選定した「森の巨人たち百選」にも選ばれた
 推定樹齢400年以上の巨木でした!
 ブナの最長寿命を超え幹の空洞化が進んで遂に幹の強度が限界に達し
 2022年5月 残雪の斜面に倒れてしまいました。。。
 巨木が倒れた後 林床には日光が射し込み
 次世代の樹木たちの日光争奪戦が既に始まっているはず
 森太郎は朽ちて土に還り新たな森を育むことでしょう。。。

 この後 巨木の谷 から次の目的地鍋倉山へと向かいましたっっ
                             つづく。。。


  


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2023年10月16日

葛山

 昨日 雨上がりの葛山を散歩♪

 好天だった土曜日 長野市芋井から見た 葛山(かつらやま)


 オヤマボクチ






 ミヤマガマズミ


 ナツハゼ


 いち早く色づく ヤマウルシ


 色づき始めた ウリカエデ と ウラジロノキ


 コバノガマズミ と ヤブラン


 タヌキノチャブクロ


 カイガラタケ と ハリガネオチバタケ


 不明キノコ と ドクベニタケ


 ツリバナ と チゴユリ


 葛山山頂 葛山城跡の本丸跡は広い草地


 北信濃の覇権を巡る武田信玄と上杉謙信との「川中島の戦い」は
 12年余りに及び主な戦闘は5回 最大の戦いは第四次の「八幡原の戦い」
 第二次合戦は上杉軍が善光寺奪回のため長野盆地に出陣
 旭山に籠城する武田勢に背後を突かれないよう葛山城を築き
 旭山城の機能を封殺し犀川以北を確保しました。。
 しかし2年後の第三次合戦では上杉軍の前進基地だった葛山城は
 上杉軍が雪で動けない2月に武田方の火攻めを受けて落城しました。。。


 ノコンギク と アキノキリンソウ
 

 戦国時代に想いを馳せながら善光寺平や旭山を眺め山頂を後にしましたっっ 
  


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2023年10月14日

戸隠高原ネイチャーウォーク

 本日開催された NPO法人戸隠森林植物園ボランティアの会主催の
 戸隠高原ネイチャーウォーク「戸隠池巡り」 で12名様をガイド☆


 戸隠小鳥ヶ池
 今日は久しぶりの晴天 ようやく秋らしい天気になってきました☆

 戸隠森林植物園を出発し奥院道で戸隠神社中社へ向かい
 旧本坊 勧修院 久山館 脇から民宿街を抜け小鳥ヶ池を目指しますっ

 鬼女紅葉の手下で超健脚の女傑「おまん」を祀った足神に今日の安全を祈願


 水面に映る戸隠山


 景色を堪能した後は水鳥や植物観察


 小鳥ヶ池からひと登りすると硯石に到着っっ
 荒倉山から敗走してきた鬼女紅葉の家来「おまん」が硯石に溜まった水に映る
 己のあまりにも恐ろしい形相に罪を恥じ改心したと伝わる岩
 果たして自分の顔はどう映るか皆さん興味津々覗いていました!


 戸隠鏡池に到着っっ
 

 暖色を纏った戸隠連峰を眺めながら至福のランチタイム






 センブリの花 と 種子散布を終えたゲンノショウコ


 鮮やかなユモトマユミの実

 穏やかな天気の下 ネイチャーウォークは無事終了っ
 皆様には秋の戸隠高原を楽しんで頂けたと思います♪♪
 ご参加いただきありがとうございました☆










  


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2023年10月13日

戸隠鏡池#2

 戸隠鏡池周遊路から戻ると戸隠連峰稜線部分に陽が射していました☆


 鏡池戸隠西岳連峰


 雲の移動に伴い日が当たる場所が目まぐるしく変わります!


 八方睨から九頭竜山にかけては日が当たらずじまい。。。




 結局 戸隠西岳連峰もこれ以上日が当たることはありませんでしたicon11


                  ノコンギク


 コウゾリナ




                  ツタウルシも色づき始めていました☆


 鏡池池畔に咲く ゴマナ


 カツラ と エゾリンドウ


 真っ赤に紅葉するオカトラノオ と ナギナタコウジュ


 帰り際 ようやく八方睨付近に陽が射しましたっ
 草付き岩肌が黄色味を帯び稜線に赤く紅葉した木々が点々と見えました☆

 朝晩冷え込むようになりました!
 戸隠連峰稜線の紅葉は来週には高原地帯に降りてきそうです♫




  


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2023年10月12日

戸隠鏡池#1

 朝晩の紅葉の進み具合が気になり戸隠高原へ
 今日の戸隠高原は雲が多く戸隠連峰に中々日が当たりませんっ

 鏡池池畔の紅葉は未だ色づき始め

 暫く陽が射しそうも無いので池を周遊して雲が切れるのを待つことに

 コマユミ と ニシキギ


 若いクロツバラの実
 クロウメモドキに似ますが葉形が異なりサイズも大型

 8月が2ヶ月続いたような残暑厳しい9月から一気に中秋の10月に
 姿を見せなかったキノコたちもようやく目に付くようになりました☆







 キノコに詳しくないので名前は分からず
 でも姿形は芸術的でついついカメラを向けてしまいます♪♪


 アキノキリンソウ と シモツケ


 ゴマナ と ヤクシソウ


 種を弾き終えたゲンノショウコの実
 反り返った果皮の先にある丸いお椀状の部分に種子が入っていました☆


 センブリ
 センブリ・ゲンノショウコ・ドクダミ の3種が日本三大民間生薬
 

 ユモトマユミ と ツルシキミ




 色付き始めた ハウチワカエデ と トチノキ


 樹間から見えた戸隠連峰の東壁
 ようやく雲の切れ間から陽が射し始めたようなので鏡池池畔へ戻ることに
                            つづく。。。  


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2023年10月10日

大谷地湿原#2

 湿原内を木道で横断し湿原周回コース



 オオウバユリの若い実 と サラシナショウマの咲き残り


 ツリフネソウの花期は終盤


 ツリフネソウより遅く咲き始めたキツリフネの咲き残りは多め!


 今年は飯綱・戸隠高原共にツリバナの実の付きは良好です☆


 ミヤマニガウリ と ミゾソバ
 ミヤマニガウリは主に深山でみられるウリ科のつる性一年草で
 雄花のみをつける雄株と両性花をつける両性花株があります!


 トリカブトの仲間 外観だけでは同定が難しい花の一つです!


 オオウバユリ と マムシグサの仲間
 厳しい環境に生育するウバユリは死亡率が高いため
 多くの種子を作るため個体が大型化するのだと考えられています。。
 マムシグサの仲間は生育環境が良いとメスに悪いとオスに性転換
 子孫を少しでも良い環境に残すための戦略なのでしょう。。


 ツルリンドウ


 コマユミ と サラシナショウマ


 オオバクロモジの越冬芽(冬芽) 葉と花で別々の芽をつけますっ
 落葉広葉樹の越冬芽は夏に造られ秋には完成しています!


 クマイザサ(九枚笹) 別名:シナノザサ
 必ずしも9枚ではありません!実際は7枚前後が多く時には10枚も

 大谷地湿原は飯綱高原 森の駅「長野フォレストヴィレッジ」 の斜め向かい
 アクセスが良いうえコンパクトな湿原なので短時間で周遊できるのが魅力です☆

  


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2023年10月09日

大谷地湿原#1






 イヌタデ と ゴマナ


  緑色の葉と薄紫色の花茎 そして紺色の実が美しい ミズキ


 ナギナタコウジュ と アキノキリンソウ


 カラハナソウ と ミツバウツギ

 湿原の乾燥化を防ぐため毎年ヨシの刈り払いが行われています!


 日当たりが良くなって狂い咲きしたリュウキンカ と アカバナ


 タチアザミ と ミゾソバ


 ヤチアザミ 信州特産のアザミ
 この一帯でタチアザミとヤチアザミの雑種「イイズナアザミ」が発見されました☆


 アキノウナギツカミ と 結実期に入ったヒュウガセンキュウ




 茎が曲がったオオウバユリ

 本格的な紅葉はこれからですが緑の中に秋の気配を感じました♪♪
 湿原内を木道で横切り湿原周回コースに向かいますっっ つづく。。。  


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2023年10月08日

戸隠高原池巡り

 来週14日に予定する「戸隠高原ネイチャーウォーク」の下見をしてきました。。
 今日の戸隠高原は日中でも気温10度前後
 雲も多く風も強いので体感的には晩秋のような1日になりましたicon02

 地表には青葉や木の実がたくさん落ちていて台風一過のようです! 


 ナギナタコウジュ と ナガミノツルキケマン


 戸隠小鳥ヶ池と戸隠連峰


 サワフタギ と ツルリンドウ




 ヒュウガセンキュウ と ハシドイ の実


 ツノシメジ


 硯石から見る荒倉山


 翅が黄色い赤とんぼの仲間 キトンボ 


 色づき始めたツタウルシ


 戸隠鏡池と戸隠山


 ユモトマユミ と ムカゴイラクサ


 戸隠西岳連峰と鏡池


 シラビソの球果 中には種子が重なるように詰まっています!
 開花結実するのは3年に一度といわれています。。


 ノコンギク

 戸隠高原は実りの季節を迎えていました☆ 
 紅葉は未だヤマウルシやヤマブドウくらいですが
 朝晩冷え込んできたので来週には他の木々も色づき始めることでしょう♪♪

 NPO法人「戸隠森林植物園ボランティアの会」主催の
 「戸隠高原ネイチャーウォーク」は来週10月14日開催です!
 詳細は下記の通り 秋の戸隠高原に是非お出かけくださいicon17

 戸隠高原ネイチャーウォーク「戸隠高原池巡り」
 10月14日(土) 9時~14時半
 戸隠森林植物園「八十二森のまなびや」前に集合
 参加費 一般1000円 小中学生500円
 予約不要 雨天中止
 ハイキングに適した服装と靴 帽子 雨具 昼食 飲み物 敷物など持参
 予定コース:戸隠森林植物園~中社~小鳥ヶ池~硯石~鏡池(昼食)
         鏡池~天命稲荷~戸隠森林植物園 歩行距離 約9km  


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2023年10月05日

旭山#2

 林道朝日山線を右に折れ「旭山自然探勝遊歩道」へ

 程なく 旭山登山道入口 に


 アキノキリンソウ と オトコエシ


 ウリカエデ と ウワミズザクラ の葉は一部色づき始めました☆


 ツルリンドウ
 巻き付くものが無い時は地を這う常緑の蔓性多年草


 ミヤマガマズミ と コバノガマズミ


 シラヤマギク


 チゴユリ  イヌサフラン科ホウチャクソウ属の多年草
 ユリの名が付きますがユリの仲間ではありません!
 ユリには球根がありますがチゴユリには球根はありません。。
 花は茎の先に通常1輪つけます。。 時には2輪3輪咲かせることも


 ミズヒキ タデ科の多年草 花序が水引に似ているのが名の由来
 花弁が無い単花被花で花の赤く見えるのは花弁ではなく萼
 萼は4裂し上面の3枚が赤く下面の1枚は白色


 エナガ がアズキナシの木に群れていました☆




 ツリバナ


 オヤマボクチ キク科の多年草でアザミの仲間
 葉裏の毛を火起こしの火口(ほくち)に用いました。。
 葉の繊維は蕎麦のつなぎにも使われます☆
 

 流紋岩質の凝灰岩の大岩      ベニヤマタケ?


 山頂から南東に伸びる尾根上からは飯縄山や戸隠連峰が望めます♪


 展望園地からは善光寺平が一望できます☆




 カラカサタケ


 旭山山頂の朝日山城跡 ハルニレがシンボルツリー


 ヒガンバナ 
 古い時代中国から渡来したと考えられ三倍体のため種子では繁殖できません!
 3枚の萼と3枚の花弁は同色同形のため花被片として6枚
 花が咲き終わってから葉が出し越冬します!
 旭山山頂には持ち込まれた植物が多く春にはヒヤシンススイセン
 山頂の城跡を花で飾りたかったのでしょうか ここでは見たくありません!
 




  


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2023年10月03日

旭山#1

 涼しくなったので長野市の里山「旭山」へ出かけてみましたっ


 林道朝日山線脇の草むらで見つけた オニフスベ 鬼のこぶという意味 
 ハラタケ科ノウタケ属のキノコでバレーボールに例えられます!
 時には人の頭蓋骨と間違えられて騒ぎになることも


 キミズミ と アオツヅラフジ


 コシオガマ と ユウガギク


 チカラシバ 


 ヤマハッカ


 ミヤマガマズミ と コブシ


 旭山中腹の朝日山観世音堂


 イヌタデ と ヤクシソウ


 実りの季節がやって来ました☆


 長野市街地が眼下に


 センボンヤリ と チゴユリ


 ミズキ と ダンコウバイ


 アカスジキンカメムシの幼虫 「ワーイ」って顔に見えませんか?!


 旭山登山口に到着っっ 山頂へはもうひと登りです!   つづく。。。  


Posted by びいぐる at 21:36Comments(0)

2023年10月01日

戸隠小鳥ヶ池

 午前中 戸隠森林植物園に山梨県からの団体様をお迎えしてネイチャーガイド
 ガイドを終えた帰り道 久しぶりに戸隠小鳥ヶ池に立ち寄りました♪♪


 生憎の曇天でしたが所々に赤や黄色に色づき始めた木々が鮮やかでした☆

 イタヤカエデ と ヤマウルシ


 ナナカマド


 ゴマナ と ノコンギク


 ユウガギク


 アキノキリンソウ と 結実期に入ったヒュウガセンキュウ


 湿地の周囲にも赤色が目立ってきました!




 小鳥ヶ池(中社温水ため池) 曇天で戸隠山は雲の中


 鮮やかに色付いた ユモトマユミ


 コウゾリナ と ナギナタコウジュ(薙刀香薷)
 ナギナタコウジュは反り返った花穂の片側だけに花がつき
 薙刀を連想させ中国の生薬「香薷」に似るのが名の由来
 全体に独特の強い香気(臭気)がありますっ


 ナガミノツルキケマン と 花期終盤のツリフネソウ


 ケヤマウコギ


 気温が一気に低下し足踏みしていた秋も歩みを速めることでしょう。。。
  


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