2021年01月29日

地附山

 所用を済ませると時刻は既に午後3時近くに
 ならばと日没までに山頂を往復できる近隣の地附山へと向かいましたっ


 駒形嶽駒弓神社参道から山頂へ


 シラカシ と ヒイラギ
 シラカシは関東地方の照葉樹林の構成種で以前は県北部の山林では
 目にすることはなかった樹木ですが温暖化の影響か長野市の里山でも
 見かけるようになりました!
 樹高20m程に成長する常緑高木ですが山中で見られたものは
 背丈の低い幼樹や稚樹ばかりなので近年入ってきたものと思われます。。
 

 切り株・立ち枯れ木・倒木などに発生するカワラタケは木材腐朽菌のひとつ。。。
 木材を分解して土に返しますっ
 木材腐朽菌の登場で石炭ができなくなったんだとか・・・


 駒形嶽駒弓神社を右に分け直進っ

 やがて地附山トレッキングコース「つづらトレイル」と合流 視界が開けます☆

 岩菅山 と 根子岳


 浅間山 と 湯ノ丸山・烏帽子岳
 

 地附山山頂


 飯縄山 と 黒姫・妙高山


 ヤマウルシ と ガマズミ の冬芽


 リョウブ と ヤマツツジ の冬芽




 アカマツ林になった嘗てのスキーゲレンデ と Tバーリフトの巻き上げ機


 飯縄山




 善光寺平TV・FM中継放送所


 地附山ロープウェイ山頂駅跡 と 朽ち果てた動物園獣舎
 山頂駅と動物園は観光リフトで結ばれていました!

 地附山山頂一帯は嘗ての総合レジャーランド
 還暦以上の方々にとっては郷愁に浸れる場所なんです。。。
 








 
  


Posted by びいぐる at 20:23Comments(4)

2021年01月27日

阿弥陀堂界隈

 旭山中腹にある 阿弥陀堂 周辺を散策っっ




 ニシキギ と ここ数日の気温上昇で開花したレンギョウ


 ヤママユガの繭 と クスサンの繭(スカシダワラ)


 里山らしい人手が入った雑木林が残ります。。


 冬になっても中々葉を落とさない カシワ と ヤマコウバシ


 今だに葉を残すコナラ と 花弁のような萼を残すヤマブキ




 アオツヅラフジ と ガマズミ


 ナワシロイチゴ と ヤマガシュウ


 ひつじの顔に見える オニグルミの葉痕


 早春の雑木林でいち早く花を付ける ダンコウバイ と ツノハシバミ


 昨夜の季節外れの雨で菌類や地衣類は鮮やかさが増しました☆

 陽が射しこむ冬の雑木林は楽しく歩けます♫



  


Posted by びいぐる at 18:36Comments(0)

2021年01月25日

旭山

 昨日は厳冬期のまさかの雨
 今日の午後には天気も回復して青空が広がりましたicon01


 昼過ぎでも余裕で山頂を踏める自宅近くの 旭山 に出掛けましたっ


 常緑の ソヨゴ と ツルリンドウ この時期の緑は一際鮮やかに映ります☆


                           カワラタケ


 ウグイスカグラの托葉


 枝から地表に落下した ヒメホソアシナガバチ の巣


 野鳥が突き落としたホザキヤドリギの実  と  色鮮やかなモミジイチゴの冬芽
 冬枯れの山中では小さくてもカラフルな実や冬芽が目に留まります!


 旭山山頂の朝日山城跡
 山頂は平坦に整地されているので湿潤な土壌を好むハルニレがシンボルツリー


 雪上に残された イノシシ と ノウサギ の足跡 


 枯れても実を落とさない マユミ
 

 ツガサルノコシカケ と ヌルデに形成された虫こぶ ヌルデミミフシ


 東尾根を辿り展望園地へ

 倒木の影響で北側の展望が利くようになりました☆

 戸隠連峰                    柱状節理の岩山 狢郷路山


 展望園地 から眼下に広がる善光寺平

 今日は早春を思わせる穏やかな陽気になりました。。。
  


Posted by びいぐる at 22:27Comments(0)

2021年01月23日

戸隠小鳥ヶ池

 戸隠神社中社近くの森に佇む 小鳥ヶ池 へ




 カラマツ林の樹間から本院岳が見えました☆




 ヤドリギ


 ノウサギ と キツネ


 小鳥ヶ池 と 戸隠連峰


 池上のアート


 ウリハダカエデの翼果 と サルオガセ


 黒姫山

 小鳥ヶ池を後に池畔の森へ




 鬼女紅葉の家来「おまん」が懺悔した 硯石 から
 戸隠・鬼無里の境をなす鬼女紅葉伝説の舞台「荒倉山」 を望む


 硯石からは北アルプス南部も遠望できます♫ 槍の穂先も望めました☆


 一夜山の背後に輝く五竜岳と唐松岳    戸隠西岳連峰南端の岩峰

 大寒が過ぎ陽射し僅かながら強さが戻ってきたように感じました☆






  


Posted by びいぐる at 18:36Comments(0)

2021年01月21日

戸隠鏡池

 好天に誘われて 戸隠鏡池 周辺でスノーシューイング




 昨シーズンと異なり積雪量は充分


 戸隠鏡池 と 戸隠西岳連峰


 池の縁を歩いて凍結具合を確認しましたが
 水が染み上がってくることはなく順調に氷の厚みを増しているようです。。


 戸隠西岳連峰 主峰「西岳」「本院岳」


 西岳連峰P1~P3の峰々          P2


 P1(弁慶岳)                  本院岳
 
 昼になって気温が上がると時折「ドーン」という雪崩の音が聞こえてきました!


 戸隠連峰 八方睨と戸隠山


 八方睨戸隠山                九頭龍山


 戸隠連峰鏡池


 池畔で憩うグループ              冬期も使用可能なトイレ
                              管理をしている方に感謝です!

 今日は日中気温が上がったため雪が重くなり登りでは汗が滴り落ちる程
 車に戻る頃には足の筋肉がパンパンになりましたっ



  


Posted by びいぐる at 20:54Comments(0)

2021年01月17日

大谷地湿原

 年末に痛めた腰も立って靴下が履けるまで回復したので
 飯綱高原にある大谷地湿原周辺でスノーシューイングを楽しんできました♫




 カンボクの実 と 地衣類を纏ったハンノキ






 ヨーロッパを思わせる ドイツトウヒの黒い森




 時折り陽が射すと木々の梢から雪が落ち出します!






 
 雪が締まっていたので足腰への負担が少なく病み上がりには最適なコンディション
 短時間でしたが久しぶりのネイチャーウォークを楽しめました☆ 

  


Posted by びいぐる at 19:14Comments(2)

2021年01月09日

生坂水鳥公園

 犀川生坂ダム湖畔にある 生坂水鳥公園 へ
 

 冬になると多くの水鳥たちが羽を休めに集まってきます☆


 今日は風が強く水鳥の数は僅か
 更に湖面は波が高く水鳥たちは皆対岸の浅瀬に避難していて
 間近で観察することができませんでしたicon11


 キングロハジロ


 マガモ 公園の案内板によると多いときは約1200羽も見られるんだとか。。。


 マガモやキングロハジロに混じってホシハジロも見られました☆

 水鳥たちが強風を避けて集まる対岸までは100m近くあり
 自分の低スペックなコンデジでは遠すぎて鮮明な写真が撮れませんでしたicon11



 水鳥を観察するには絶好のスポットなんですが今日は余りにも条件が悪すぎましたっ
 日を改めて訪れることにして早々に公園を後にしました。。。  


Posted by びいぐる at 21:52Comments(0)

2021年01月06日

戸隠神社初詣

 我が活動拠点 戸隠高原に鎮座する 戸隠神社中社 に初詣っっ


 戸隠神社中社本殿 祭神は「天八意思兼命」 あめのやごころおもいかねのみこと




 中社は奥社・宝光社より後の1087年に奥社(院)の相殿として創建されました!
 昭和17年火災に遭い現在の本殿は昭和30年に再建されたもの。。
 明治3年の廃仏毀釈で寺院から神社になってからの建物なので
 千鳥破風と唐破風を組み合わせた神社の建築様式になっています。。
 ちなみに宝光社の社殿は神仏習合の寺院だった1861年に建立されたので
 寺院様式を取り入れた妻入り形式の権現造りになっています!


 境内にある 推定樹齢700年の 御神木


 例年にない少雪だった昨シーズンに比べると
 今シーズンは冬の戸隠らしい風景になりつつあります!
 今週末の寒波で更に積雪を増すことでしょう。。。


 初詣帰りに立ち寄った手打ち蕎麦処「そばの実」
 日頃は混み合い入店を躊躇う人気蕎麦店のひとつですが
 正月三が日過ぎの平日だからでしょうか待ち時間なしで戸隠そばを食せました☆  


Posted by びいぐる at 22:12Comments(2)

2021年01月04日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

 混み合う三が日が過ぎるのを待って善光寺へ初詣に出掛けました♪

 今日は好天でしたが混雑はありませんでした!

 現在の本堂は江戸時代中期の再建ながら国宝に指定されています。
 善光寺は創建以来記録に残るだけでも11回も焼失し
 再建を繰り返してきた全国にも例が無い寺院なんだとか。。
 1707年に現在の本堂が再建されましたが
 その際 本堂の柱に使えるスギの大木が調達できず
 108本の柱の内 スギは僅か5本(旭山より) 残りは カツラ68本(千曲川上流域)
 ケヤキ34本 不明1本 と樹種はバラバラ (昭和の大修理の記録より)











 善光寺の本尊は一光三尊形式の日本最古の阿弥陀如来
 阿弥陀如来は死者を極楽浄土に導いてくれるありがたい仏様
 更に善光寺は無宗派 老若男女宗派を問わない寛大な寺院です!
 善光寺が古くから広く信仰を集めたのも頷けます。。

 ※善光寺縁起による善光寺の創建は644年
   その当時は仏教に諸宗派は存在しなかったので無宗派なんだとか(諸説あり)

 飛鳥時代の渡来仏と言われる本尊がどのような理由で
 都から遠く離れた辺境の地に辿り着いたのか正に歴史のミステリーです!  


Posted by びいぐる at 22:05Comments(0)