2021年02月27日

戸隠森林植物園

 冬の長い眠りに就く 戸隠森林植物園



 「森のまなびや」は4月23日まで冬期休館


 中央広場から望む戸隠連峰の稜線


 雪と氷に閉ざされた みどりが池

 池畔の木々の冬芽

 コブシ と バッコヤナギ


 オオヤマザクラ と キハダ


 入口広場に向かう木道 


 入口広場 と 冬期閉鎖中のバイオトイレ


 バリアフリー歩道




 鮮やかなミズキの一年枝 と 樹幹に生育するシダ「オシャグジデンダ


 小川の小径


 老朽化し撤去された「水芭蕉の小径」の木道


 「モミの木園地」のあずま屋


 モミの木園地から入口広場に向かうバリアフリー歩道は敷設工事中
 木道の敷設工事は植生への影響が少ない積雪期に行われます!


 ナナカマド と ツリバナ


 トチノキの冬芽と葉痕

 里ではフクジュソウの開花がニュースで伝えられるようになりましたが
 ここ戸隠森林植物園にスプリングエフェメラルたちが登場するのは
 ゴールデンウィーク頃とまだ2ヶ月近く先の話です。。  


Posted by びいぐる at 18:41Comments(0)

2021年02月25日

大谷地湿原

 1ヶ月ぶりに飯綱高原入り口に佇む 大谷地湿原 へ


 大谷地湿原と飯縄山






 雪解けが進む沢筋


 雪に埋もれていた ナニワズ や フッキソウ が顔を出していました☆


 早起きが大の苦手 今シーズンは一度も飯縄山の山頂を踏んでいませんicon11




 翼果を飛ばし終えた オオウバユリ


 ハンノキの雄花芽





 せせらぎと水面の輝きに季節の移ろいを感じました。。。


  


Posted by びいぐる at 22:31Comments(0)

2021年02月23日

黒姫山麓「古池」

 黒姫山麓「古池」は中部電力鳥居川第3発電所の水源用溜池
 冬期には全面結氷し隣接する湿原と併せて広大な雪原になります☆




 古池と黒姫山


                           赤化した常緑のツルマサキの葉が鮮やか


 ハンノキ




 古池西側の湿地からは沢音が聞こえてきました!


 雪原の背後に連なる戸隠連峰北部の山々
 黒姫山麓に広がる森の中にこれだけ開けた空間があるなんて驚きです!


 霊仙寺山・飯縄山・高デッキ山   と  戸隠九頭龍山


 五地藏山(左) と 高妻山


 雪庇の山「佐渡山」の稜線  と 根明けが始まった古池背後の山肌

 古池を後に再び森の中へ



 
雪質は春らしく重くなってきましたが好天に恵まれ快適なスノーハイクが楽しめました♫


  


Posted by びいぐる at 18:45Comments(0)

2021年02月22日

黒姫山麓「種池」

 黒姫山西登山道入口を起点に種池方面へスノーハイク


 連日の気温上昇で積雪はザラメ状に変化してきました!


 サルノコシカケの仲間  と  カワラタケ


 サルオガセ と ヒラタケ


 積雪期の落葉広葉樹林内は明るく気持ちよく歩けます☆


 ノリウツギの枯花 と キハダの実


 ツルアジサイ と ウリハダカエデ の冬芽(越冬芽・休眠芽)




 愛嬌のある オオカメノキ の冬芽と葉痕


 ノリウツギの葉痕 と ビッグサイズなホオノキの冬芽 
 ホオノキの冬芽は細身の葉芽と太めの混芽(葉芽と花芽が一緒)の2種類あります


 越冬したヤナギシントメハナガタフシ と ヤチダモの冬芽と葉痕
 ヤナギシントメハナガタフシはイヌコリヤナギなどの頂芽に形成される虫こぶ(ゴール)で
 葉が伸長せず八重咲きの花状になります。。


 ウワミズザクラ と コシアブラ の冬芽

 林内を徘徊すること1時間余り
 通常のコースタイムの3倍以上掛かってようやく種池に到着っっ

 種池黒姫山
 種池は流出入河川の無い池で
 水神「九頭龍」の弟子「一龕龍王」が棲むといわれています。。。
 昔 干ばつの年に種池の水を汲んで持ち帰り雨乞いすると必ず雨が降ると
 信じられ上越の村からもこの池の水を汲みに来ていたんだとか。。。
 今でも6月の巳の日に戸隠神社の神事が種池で行われているそうですっ


 黒姫山の伏流水が水源のようです湧水点の雪解けが進んでいましたっっ
  


Posted by びいぐる at 20:56Comments(0)

2021年02月21日

春の砂嵐

 昨日 所用で塩尻市へ
 春の様なポカポカ陽気で気持ちが良かったので
 久しぶりに松本空港に隣接する 信州スカイパーク に行って見ましたっ

 天気は良かったのですが風が強かったため砂嵐の真っただ中

 展望広場からの砂埃に煙る松本空港滑走路


 砂嵐に飲み込まれると景色がセピア色に

 砂嵐の波状攻撃の合間は視界がクリアに





 黄土色の土埃に包まれる風下方向

 松本平南西部では周囲のレタス畑や長芋畑などの土が強風に煽られ舞い上がり
 砂嵐となるのは春先の風物詩なんだそうです。。。
 しかし地元の人たちにとっては生活面や交通安全の面で深刻な問題です!
 信州大学農学部では「寒天」の搾りかすを活用した砂塵飛散抑制・風食防止と
 土壌改良の対策技術で特許を取得したようですが
 砂塵被害の抜本的解決策となるのか今後の動向が気になります。。。



  


Posted by びいぐる at 22:23Comments(0)

2021年02月17日

居谷里湿原

 先週末の春を思わせるポカポカ陽気から一転
 大町市の居谷里湿原は再び真冬の景色に戻り始めました!




 根明けが始まったハンノキ林も冬景色に




 先週末のポカポカ陽気で姿を現した水面は再凍結


 結氷した沢に雪が積り姿を隠していきます。。。




 モノトーンの世界に戻った湿原で常緑広葉樹のソヨゴが色を添えます☆


 この後 急に降雪が強まって視界が悪くなり
 雪解けが進んだ湿原は見る見るうちに新雪に覆われいきましたっ
 この降り方だとかなりの積雪量になりそうです。。。

 先週末の20度近い最高気温に春到来?と一時微睡んだ木々たちは
 この寒波で再び冬の深い眠りに就いたのでは・・・
 
  


Posted by びいぐる at 21:03Comments(0)

2021年02月16日

戸隠小鳥ヶ池




 サルオガセ
 サルオガセは糸状の地衣類(藻類と共生し自活する菌類)で植物ではありません!


 小鳥ヶ池 と 戸隠連峰


                            オシャグジデンダ
 オシャグジデンダは山地の樹幹や岩上等に着生する冬緑性シダ
 冬期は葉を丸めて乾燥から身を守ります!


 硯石からの後立山連峰の眺め


 硯石は展望バツグン☆           戸隠と鬼無里の境を成す伝説の山「荒倉山




 オオカメノキの花芽


 トチノキの冬芽と葉痕


 サワグルミの葉痕

 森の中を自由に歩き回れるスノーシューイングの楽しみ一つが冬芽や葉痕観察
 様々な冬の顔に出会えます♫  


Posted by びいぐる at 20:08Comments(0)

2021年02月14日

戸隠鏡池

 快晴の 戸隠鏡池 へ


 気温も季節外れの二桁


 西岳第Ⅱ峰 と 本院岳


 昼になると雪が緩み戸隠連峰から「ドドドーン」雪崩の音が音が聞こえてきます!


 戸隠連峰と鏡池


 鏡池のシンボル 池上の立ち枯れ木 と 節穴から見る本院岳


 戸隠西岳連峰と鏡池



 好天に恵まれた鏡池を楽しむ人々






 戸隠西岳連峰の主峰 「西岳」と「本院岳」


 池畔の森に鎮座する 天命稲荷

 2月半ばとは思えないポカポカ陽気 池の氷も緩み出しました!
  
タグ :戸隠鏡池


Posted by びいぐる at 22:49Comments(2)

2021年02月10日

居谷里湿原

 大町市の 居谷里湿原 へ








 常緑のソヨゴ と ハンノキ




 五竜岳


                           雪原と化した湿原はノウサギの運動場


                      

 ハンノキ




 沢が流入する南側は流れが露出






 暖冬とはいえ今は厳冬期 湿原に春が訪れるのは4月中旬
 ザゼンソウが雪を融かして顔を出しイヌコリヤナギの花が梢を飾ります☆ 


  


Posted by びいぐる at 18:05Comments(0)

2021年02月08日

親海湿原

 白馬村の 親海湿原 へ


 親海湿原(およみしつげん)は白馬村神城国道148号線脇にある直径300mほどの湿原
 標高744mにも関わらず亜高山帯から高山帯にかけて生育する湿原植物が豊富で
 県下唯一のホロムイソウの自生地にもなっています。。。
 江戸時代から昭和初期かけ田んぼとして開墾されていたとは思えない
 自然の宝庫で長野県自然環境保全地域及び白馬村文化財指定地になっています! 




 流出入河川はなく湿原の水源は湧水のみ




 ハンノキ










 積雪期の湿原は色目が少なく単調だったので
 湿原近くの民家や常緑のツルマサキの葉がとても鮮やかに見えました☆

 雪解けと共に咲き出すキクザキイチゲフクジュソウの花が今から楽しみです!




  


Posted by びいぐる at 20:49Comments(0)

2021年02月07日

ドウカク山

 白馬村神城にある ドウカク山 へ


 白馬三山

 昨日の白馬村は快晴icon01 気温も上がり絶好のアウトドア日和になりました♫

 
 白馬鑓ヶ岳 と 白馬岳


 姫川源流自然探勝園からスギ林の斜面に取り付きますっ


 オオバクロモジ の冬芽


 ウリハダカエデ の冬芽


 キブシ の花芽 と コシアブラ の冬芽


 マイナーな里山ですが数名の新しいトレースが付いていました。。。




 ドウカク山 山頂 残念ながら木立に囲まれ展望は無し


 ドウカク山 変わった名前です! しかも片仮名 
 その理由が山頂案内板に書かれていました☆
 「ドウ」とはトキの地方名
 嘗ては白馬山麓の田園地帯にはトキがたくさん生息しており
 この辺りの丘陵地帯の木々にたくさんのトキが営巣していたことが名の由来なんだとか
 ただドウカク山のドウはトキと分かりましたが「カク」はどういう意味なのか
 明確な理由は分からず仕舞い モヤモヤ感が残りました。。。


  


Posted by びいぐる at 18:04Comments(0)

2021年02月05日

戸隠森林植物園

 冬期閉園中の戸隠森林植物園内でスノーシューイング


 戸隠森林植物園は冬期閉園中なので駐車場は除雪されておらず
 利用することができません!
 去年までは戸隠神社参道入口の無料駐車スペースを利用できたのですが
 今シーズンから利用できるのは有料駐車場のみ
 駐車料金は3時間600円以降1時間毎に100円が加算されますっ
 スノーハイク後の「ざるそば代」が駐車料金に消えましたicon11






 立木の幹を飾る菌類や地衣類


 ツキノワグマの爪痕 と ニホンザルの食痕


 顔を覗かせた沢 もうひと降りふた降り雪が欲しいところです。。


 葉を落とした木々たちに常緑のツルマサキが緑茂らせます☆


 クロツバラ


 ズミ と ハンノキ


 鮮やかなシナノキの冬芽 と ノリウツギの枯花


 「森の道化師」と呼ばれるキハダの葉痕


 トーテンポールのようなヤチダモの枝先


 赤味を帯びた ナナカマド と ウリハダカエデ の冬芽





 トチノキ の冬芽と葉痕


 園内では切株から萌芽成長した「アガリコ」と呼ばれる落葉広葉樹が見られます☆
 昔は樹木を搬出し易い積雪期に木の伐採作業を行いました!
 萌芽位置で伐採時の積雪量が推測できますっ


 サワグルミ と マルバゴマキ

 積雪期にしか入れない森の中には普段会えない森の仲間たちがたくさんいます♫



  


Posted by びいぐる at 18:38Comments(0)

2021年02月03日

奥社社叢

 ミズナラの巨木 「王様の木」 に会いに戸隠神社奥社社叢へ


 戸隠神社奥社参道入口「大鳥居」脇から社叢へ入りますっ


                           ヤドリギの集合住宅化したミズナラ






 朽ち木も森の賑わい


 ホイップクリームをトッピングしたパンケーキのようなサルノコシカケの仲間




 トチノキ


 ツリバナ


 サワグルミ


 サルナシ と ヤマブドウ


 乾燥から身を守るためカールするオシャグジデンダ と マルバゴマキの冬芽


 今日のお目当て ミズナラの巨木 「王様の木
 数多な樹木が繁茂する社叢で日光争奪戦の頂点に君臨する正に森の王者です!
 ほぼ1年ぶりの再会でしたが変わらぬ姿を見せてくれました☆






 社叢から奥社参道に合流
 社叢は冬でも生命エネルギーに溢れる神域でした。。。  


  


Posted by びいぐる at 19:40Comments(0)

2021年02月01日

森のゆるキャラ

 午前中の青空に誘われ戸隠高原でスノーシューイング




 荒倉山                      戸隠西岳連峰

 戸隠高原は積雪が増して藪が消え林内を自由に歩き回れるようになりました♫


 藪が消えたカラマツ林


 ツルアジサイ と ハリギリ


 ヤマウルシ と オオバクロモジ


 シナノキ


 コブシ


 ウリハダカエデ


 ツタウルシ


 ハンノキ と コシアブラ


 ホオノキ


 サルノコシカケの仲間


 亀の手の様なミズナラ と バッコヤナギ


 冬の森の爆弾 樹上の湿雪や氷はクレーターを作る程の破壊力 要注意です!

 森のゆるキャラたち

 キハダ




 オオカメノキ


 トチノキ


 サワグルミ と ノリウツギ


 ヤチダモ と リョウブ

 戸隠の森で冬の長い眠りに就く木々たちの寝顔に癒されました☆



  


Posted by びいぐる at 19:46Comments(2)