2021年11月29日

保高山

 本格的な降雪になった先週末 
 長野市街地の積雪は昨日で消えたものの今朝の気温は氷点下
 次の降雪に備えて今日は気温が上がった午後からタイヤ交換!
 夏タイヤを洗って乾くまでの時間を使って自宅近くの 保高山 を散策っっ




 杏花台団地最上部からリンゴ畑を抜けて「山の神」に到着!


 ヤブラン と ミヤマガマズミ


 西日に白く輝く 横手山


 雪で浮かび上がった志賀高原のスキー場 と 長野市中心市街地と御飯岳方面


 今にも動き出しそうな クヌギの根上がり


 クヌギ と カシワ


 コナラ
 雑木林の主役 クヌギ・コナラ・カシワなどブナ科の落葉広葉樹たちは
 冬になっても葉が多く残ります!


 東隣りの旭山と中腹の平柴集落


 アキノキリンソウ と リュウノウギク の枯花


 常緑のイチヤクソウ  と  ウスタビガの繭


 芽吹きまで枯葉を残す ヤマコウバシ
 長野市発行の「たいせつにしたい長野市の自然」では身近な減少種」に
 分類されている樹木ですが保高山周辺では多く見られます☆


 山道の傍らには裾花凝灰岩の岩がゴロゴロ


 ミツバアケビ と 紅葉が終わり縮れたコハウチワカエデの葉


 コナラの紅葉



 麓から見ての通り山頂部は平坦な地形が広がります☆


 昭和中頃までは薪炭林として麓の人々に利用されていたのでしょう。。。
 伐採され株立ちしたコナラがたくさん見られます!
 化石燃料が普及するまで生活に必要な燃料は薪炭で賄っていました。。。
 伐採され燃やされても再び萌芽成長し二酸化炭素を固定する薪炭林は
 再生可能エネルギーの供給源だったのです!
 再び薪炭に頼る生活に戻ることはないでしょうが温暖化が進み
 新たなカーボンニュートラルな生活に向かって世界が歩み始めていますっっ


 日陰の倒木や切り株の上には先週末の雪が残っていました。。


 落ち葉に半分埋もれたサイダーの瓶
 王冠は錆びていましたが中身が僅かに残っていました!


 ミヤマガマズミの実 と コシアブラ


 道はこの先三笠山山腹を巻き林道朝日山線へと続きますが
 日没が近いため今日はここまで 往路を引き返しましたっっ
  


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2021年11月27日

大谷地湿原

 標高1000mの大谷地湿原周辺では地表に冬の便りが届けられていました!
 





 大谷地湿原と飯縄山

 上空の季節風はかなり強いようで雲は北西方向から南東方向へ
 高速で流れ日向と日影が忙しく入れ替わります!


 カンボクの実


                  ヤドリギの実


 大谷地湿原は近年 葦が繁茂し枯れた葦が積もって湿原を埋め
 沢の流路は縁へと追いやられ乾燥化が進んでいました。。
 初夏に湿原を黄色に染めたリュウキンカも減少してしまいました。。
 自然の遷移に任せるとやがて草地となり陽樹が侵入し森林となる運命でしたが
 官民学で協議した結果 人の手で湿原を維持していくことに決まりました!
 以来 毎年晩秋に枯れた葦を刈り取り湿原中央部に沢水を引き込んできましたっ
 近い将来
 湿原がリュウキンカの花が湿原を覆う光景が再び見られるようになるかも知れません☆


 刈り取られた葦が少し残っていました 根雪になる前には搬出されるのでは


 ミツバウツギの実 と 初冬に紅葉するスイバ


 飯縄山南峰


 油膜のように見えるのは鉄バクテリアの働きでできた酸化鉄が浮き上がったもの
 大谷地湿原の水源は飯縄山麓の鉄鉱泉で鉄分を多く含みます!


 太陽の南中高度も低くなり影が長くなりすっかり冬の光景になりました。。

 再び冬型が強まる予報 飯綱高原も一面の雪景色に変わりそうです!

  


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2021年11月25日

戸隠小鳥ヶ池

 冬型の気圧配置が続き戸隠高原は雪景色に変わりました!

 冷え込みはそれ程なかったので路面の雪は消えているのでは?と
 ノーマルタイヤで戸隠森林植物園に向かったのですが
 戸隠神社中社を過ぎると積雪が増し日陰の路面は圧雪状態
 やむなく定休日の「そばの実」駐車場でUターンして中社に戻り
 戸隠小鳥ヶ池池畔を散策することに。。。




 積雪は10cm程
 しかし湿った雪だったのか林床のササは雪に寝かされていました!


               葉が9枚付くのは稀でもクマイザサ(九枚笹) 




                  雪景色の中 イチイの実 が鮮やか




 ウリハダカエデの冬芽 と 冬枯れのバッコヤナギ




 枯れても輝きを放つ コハウチワカエデの葉 と ノリウツギの装飾花




 ナナカマド と ヤドリギ


 雪に煙る 戸隠連峰




 日中は気温が上がり木々の雪は雨のように地上に降り注ぎました!
 降雪が根雪になるのはもう少し先になりそうです。。。

 
  


Posted by びいぐる at 23:42Comments(0)

2021年11月23日

霊仙寺湖

 落葉が進み初冬の風景に移ろう飯綱東高原「霊仙寺湖」へ


 黒姫山(手前) と 妙高山(奥)




 初秋の花「コウゾリナ」が咲残っていました!


 湖畔の草地に根を下ろした カラマツ と カラコギカエデ の稚樹


 ドッグランがあるので愛犬家たちが大勢訪れていました。。


 黒姫山 が大きく見えます☆


 飯縄山 と 霊仙寺山

 信州の高原は間もなくモノクロームの世界に変わります。。。
   


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2021年11月21日

地附山#2

 善光寺平東部と志賀高原の山々が見渡せるパワーポイント
 この先で駒形嶽駒弓神社からの「跳駒トレイル」と合流して
 地附山山頂に向かいますっ




 地滑り面を過ぎると植栽林が終わり地附山本来の樹林帯に変わります!

 落葉が進む ウリハダカエデ と ダンコウバイ


 ミズナラ


 アオツヅラフジ


 ヤマコウバシ


 ツルリンドウ と コシアブラ


 ミツバアケビ と ムラサキシキブ


 野鳥界のアイドル エナガ


 ミズキ と ミヤマガマズミ


 地附山山頂に到着っ


 飯縄山が来た正面に望めます☆

 午後に予定が入っていたので憩うことなく早々に山頂を後にしました!








  


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2021年11月20日

地附山#1

 小春日和に誘われ善光寺背後の里山 地附山 へ

 1985年7月26日地附山南東斜面で大規模な地滑りが発生
 多くの家屋が破壊され26名が犠牲になりました
 その後地滑り対策工事が終わると市民の手で植栽が行われ
 2004年「地附山公園」が開園しました。。。

 今回は「地附山トレッキングコース愛護会」が3年間の整備活動を経て
 2009年秋に完成させたトレッキングコースの一つ
 地附山公園を起点に地滑り面を九十九折に登る「つづらトレイル」で
 地附山山頂を目指しましたっっ


 コナラ


                   ケヤキ

 地附山公園を抜けトレッキングコースへ









 カエデ類がたくさん植栽されており紅葉黄葉が目を楽しませてくれます♪




 ウリハダカエデ


 ダンコウバイ


 ミズナラ


 クヌギ


 ガマズミ




 地滑り跡の九十九折の登りも間もなく終わり
 駒形嶽駒弓神社からのコース「跳駒トレイル」と合流しますっ
                             つづく。。。
   


Posted by びいぐる at 18:34Comments(0)

2021年11月19日

部分月食

 「140年ぶり」「稀な深い月食」 そんな言葉につられて
 仕事を終えると自宅の裏山へ向かいましたっっ


 時刻は既に午後6時近く 部分月食が最大になるまで後数分のところで
 三脚を持参し忘れたのに気付くも後の祭り 仕方なく
 画質の低下は覚悟の上でデジカメの感度を上げて手持ちで写真を撮りましたicon11 


 午後6時少し前 地球の影に入った部分が薄ら赤く見え綺麗というより不気味です!
 昔の人が不吉なことが起きる前兆と感じたのも解る気がします。。



 午後6時 ほぼ食の最大(18:02.9分に月の直径の97.8%が地球の影に入る)

 今回の月食がレアな月食と言われる理由は
 月が全部地球の影に入る皆既月食ではなく「とても深く欠ける部分月食」であること
 そして月が地球から遠い位置での月食であるため月が欠けている時間が長いこと
 このような条件が重なることは滅多になくとても珍しいのだそうです!
 素人目には皆既月食の方が珍しい気がするのですが
 皆既月食の頻度は意外と高く来年11月8日に見られます☆




 午後8時少し前には月は地球の本影から出て部分食はほゞ終わり
 ただ未だ半影の中に入っているので少し暗めに見えます!


 午後9時になると月は地球の半影から出て半影食も終了いつも明るさに戻りました!

「たいへん深い部分食」次のチャンスは何と648年後の2669年2月8日








  


Posted by びいぐる at 23:58Comments(0)

2021年11月18日

尼巌山#2

 雨飾山山頂南直下の岩場を巻いて岩場上部に回り込むと視界が開けます☆

 眼下の松代岩沢集落


 樹間から望む奇妙山 と 辰巳岩


 山頂はこの木立の向こう


 尼巌山山頂 尼巌城跡
 山頂には戦国時代 上杉方の武将「東条氏」の山城がありました。。
 

 山頂からの展望はバツグン☆ 善光寺平が一望できます!


 眺望を堪能した後 往路とは別ルートで岩沢登山口に下山開始っ
 

 皆神山を俯瞰


 ムラサキシキブ


 炭焼き窯の跡?



 尼巌山南面の急傾斜コースなのでアッという間に登山口に到着っ

 下山口から尼巌山を振り返る


 岩沢集落から見る 奇妙山 と 尼巌山

 晴天無風 気温は15度前後 湿度も低く里山歩きには絶好の気象条件
 暑さ寒さを感じることなく晩秋の里山を満喫できました♫







  


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2021年11月17日

尼巌山#1

 紅葉も終盤 いよいよ里山歩きのシーズンになってきました☆
 秋晴れに誘われ昼近くになってから長野市松代にある尼巌山へ向かいましたっ

 数あるトレッキングコースの中から池田の宮登山口を選択

 ここから見る尼巌山は長野IC方向からの鋭い山容と異なりとても穏やか


 玉依比賣命神社鳥居 と 参道のケヤキ並木


 玉依比賣命神社
 延喜式に載る信濃国四十八座式内社の一つだけに社殿も立派


 美しい女神に安全祈願し登山口へ






 尾根上に合流 歩道の傍らには松代藩士の墓が1基


 天王山古墳 円墳のようですが形は崩れ石室材が露出しています!
 近くではヤマツツジが狂い咲きしていました。。




 カシワの紅葉
 天王山尾根はコナラ・アカマツに次いでカシワの木が多く見られます☆


 尼巌山北尾根・南尾根分岐に到着っ 今回は右の南尾根へ


 ダンコウバイ と ヤマコウバシ


 大きな岩がゴロゴロ 山頂直下の岩壁が近いてきました!




 屏風状に続く岩場はロッククライミングの練習場所にもなっています!


 道は岩場に沿って山頂南側を巻き東側に回り込み最後の登りに入りますっ
                             つづく。。。













  


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2021年11月15日

旭山#2

 林道朝日山線から旭山自然探勝遊歩道に入れば旭山山頂までは後僅か




 コハウチワカエデ


 ウリカエデ


 ガマズミ と ウリカエデ


 コハウチワカエデ


 ダンコウバイ と コシアブラ


 ハリギリ と ダンコウバイ


 ミヤマガマズミ


 ムラサキシキブ


 ヤマガシュウ と ヒヨドリジョウゴ


 ツルリンドウ


 山頂直下の林内は落葉が進み地表に陽が射し込むようになりました☆


 旭山山頂 朝日山城跡


 山頂は展望が利かないので東側の展望園地へ


 善光寺平と上信国境の山並


 戸隠西岳連峰 と 地附山・三登山方面


 眼下の長野市中心市街地

 紅葉シーズンも終盤 いよいよ季節は初冬へと移ろい始めます!

  


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2021年11月15日

旭山#1

 平柴集落から林道朝日山線を辿り旭山山頂へ




 笠ヶ岳・横手山         妙徳山・若穂太郎山と背後に構える根子岳


 善光寺平と上信国境の山々


 ヤマコウバシ と イタヤカエデ


 枯れススキ と レモンイエローの黄葉が美しいムラサキシキブ






 ウリカエデ


 ヤマブドウの小型版 サンカクヅル


 ダンコウバイの実
 雌雄異株なので実を見る機会は少な目


 ミヤマガマズミ


 キミノイヌリンゴ


上書き文字が剥げて判読しづらい道標  保基谷岳遠望

 林道朝日山線から旭山自然探勝遊歩道に入り山頂を目指しますっ


                                   つづく。。。




  


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2021年11月12日

若里公園

 買い物ついでに長野市若里公園に立ち寄りました!


 陽が傾いてから入園したので光と影の風景は西洋絵画のようでした☆












 落ち葉の絨毯に樹木の影がストライプ柄を描いていました☆






 ケヤキの黄葉 と ヤマモミジの紅葉 の競演が真っ盛り♫ 




 日没間近でしたが子連れの女性や犬の散歩をする人々で賑やかでした!


 イチョウ




 ユリノキ 北米原産 モクレン科の落葉高木
 葉の形は「Tシャツ」や「はんてん」に例えられるほど特徴的
 黄葉が美しいので街路樹や公園樹に利用されますっ
 

 北信の高原からは積雪の便りも届き 市街地の紅葉もいよいよ終盤に





  


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2021年11月09日

戸隠古道#3

 湯之嶺でランチタイムを過ごした後 再び中院道に戻り先に進みますっ




 ハウチワカエデ と ミズナラ


 コハウチワカエデ


 ヤマモミジ




 宝光社 参加者全員で記念撮影
 宝光社は949年(平安時代) 奥社の相殿として創建されました。。
 祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)
 神仏習合時代の本地仏は将軍地蔵(明治の神仏分離令で善光寺大本願へ)
 社殿は廃仏毀釈前の1861年に建て替えられた寺院風の権現造りなんだとか

 境内左手から神道(かんみち)に入り 本日のゴール中社に向かいますっ



 火之御子社
 祭神は天照大御神を誘い出すため岩戸の前で踊った女神「天鈿女命
 戸隠五社の中で唯一「顕光寺」と関わりを持たず廃仏毀釈以前からの神社
 創建は鎌倉時代の1233年(1098年とも) 明治17年再建

 中社界隈は落葉が進み木の実が目立つように

 ナナカマド と ヤドリギ


 戸隠道の中院道終点 中社 に到着っっ
 現在地への鎮座は平安時代の1087年 宝光社同様 奥社の相殿として創建
 祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)
 神仏習合時代の本地仏は釈迦如来(明治の神仏分離令で田子の地蔵院へ)
 社殿は昭和17年に焼失し13年後の昭和30年に再建されました。。

 今回は飯綱高原一の鳥居から中社までの53丁を歩きましたが
 善光寺を起点とした信仰の道「戸隠道」は中社から奥院道を辿り
 30丁(約3.3km)先の奥社まで続きます!


 帰り道 西日に照らされた飯縄山麓のカラマツの黄葉が綺麗でした♪


 戸隠高原一帯の紅葉ピークは既に過ぎていましたが
 落葉が始まった古道には秋の陽が射し込み明るく暖かで
 最高の古道ウォーク日和になりました☆

 

  
タグ :戸隠古道


Posted by びいぐる at 21:54Comments(0)

2021年11月08日

戸隠古道#2

 一の鳥居苑地から二十八丁(約3km) 祓沢の岐路に到着っ


 祓沢の岐路に立つ道標 左が宝光院道 右が中院道 になります!


 「左 宝光院お宮まで十二丁    「右 中院お宮道 左 宝光院お宮道」
 これより中院お宮へ通り抜け」

 [宝光院まで12丁(1.3km) 宝光院経由で中院へ]

 道標に刻まれた 梵字や寺院を表す院の字が削り取られています!
 明治時代の廃仏毀釈により戸隠三院(奥院・中院・宝光院)が
 神仏混淆の寺院から神社になった時期に削られたと思われますっ


 タンナサワフタギ


                  レモンイエローに黄葉するツリバナ


 祓沢に架かる橋には古い石積みが見られます☆
 昔 戸隠山に入山する行者たちがこの沢で禊と祓いを行ったと伝えられています!


 ミズナラ と ヤマモミジ


 戸隠古道(中院道)には一の鳥居を起点に中院(中社)まで
 1丁毎(109.2m)に丁石と呼ばれる里程標が建っています!
 中院までは53丁(約5.8km)なので
 当初は52基の丁石が設置されていたと思われますが
 現存するのは10基のみ残りは復元設置された新しいものになります。。

 三十七丁 湯之嶺に到着っ

 左から鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳


 戸隠西岳連峰






 ヤマモミジの見事な紅葉に目を奪われながら湯之嶺夕陽展望苑


 今まで飯縄山南山麓を巻いてきた戸隠古道は間もなく登りに転じます!
 本格的な登りに備えて展望苑の陽だまりでランチタイムを楽しみました♫
                            つづく。。。





  


Posted by びいぐる at 17:50Comments(0)

2021年11月07日

戸隠古道#1

 穏やかな秋晴れとなった今日
 飯綱高原一の鳥居苑地から戸隠神社中社まで戸隠古道を歩きましたっ




 ウリハダカエデ と ウリカエデ


落葉が進み陽が射し込むようになった古道 と 樹間を飾るコハウチワカエデ


 黄葉が美しい ダンコウバイ

 鳥居の峰を下ると大久保の茶屋・大久保西の茶屋に到着っ

                   ヤマナシ


 トチノキ


 ヤマモミジの稚樹とセンボンヤリの綿毛


 古道は暫く車道と並走しますっ

 黄金色に紅葉する木々たち

 ブナ


 コナラ と コハウチワカエデ


 戸隠展望苑に到着っっ 屏風の様な戸隠連峰が一望できるビュースポットです☆
 ソバ畑は既に収穫を終え来季に向け耕されていました!


 荒倉山 と 白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)


 戸隠西岳連峰 と 戸隠連峰・高妻山

 戸隠展望苑まで来ると戸隠古道は中院道と宝光院道とに分岐します!
                             つづく。。。









  
タグ :戸隠古道


Posted by びいぐる at 20:20Comments(0)

2021年11月04日

戸隠鏡池

 秋深まる 戸隠鏡池 へ


池の周囲では広葉樹の紅葉がほゞ終わりカラマツが最後の輝きを放っていました!








 ナナカマド と マムシグサの仲間


 戸隠連峰と鏡池

 長野市街地では朝から良く晴れましたが戸隠高原は寒気の影響を受けて
 雲が多く冷たい風が池の水面にさざ波を立てていました。。




 戸隠西岳連峰と戸隠連峰


 戸隠西岳連峰




 所々に残っているカエデ類も色褪せ縁が枯れ始めていました。。








 落葉が進む戸隠鏡池 間もなく冬枯れの季節を迎えます。。。







  


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2021年11月02日

郷路山#2

 九十九折の急登が終わり葛山から郷路山へ向かう縦走路に到着っ





 ウリカエデは紅葉・黄葉・橙葉と色づきは多様
 グリーンシーズンは目立たない存在ですが
 紅葉シーズンになったとたん存在感が増します!


 葛山城跡の土塁・堀切群に沿うように歩道は郷路山方面にに向かいますっ


 ウリカエデに代わってウリハダカエデが多く見られるようになってきました!
 ブナ帯下部の標高800m辺りが両者の垂直分布の境になっているようです。。。


 アズキナシ と ウラジロノキ
 両者とも同じバラ科アズキナシ属の落葉樹で花も葉も実も良く似ています!
 明瞭な見分けポイントとなる葉裏の色や葉縁の切れ込み具合も
 黄葉の時期になると不明瞭になり遠目だと区別しづらくなりますっ


 葛山と郷路山鞍部の快適な平坦路


 タンナサワフタギの実 と ホツツジの枯花

 この先 歩道は郷路山山頂へは向かわず
 南山腹を巻くように往生寺に向かって下降し始めますっ
 適当なところで左の藪に分け入り斜面を登ると人工的な平坦地が現れます☆

 平坦地の周囲は畝のように盛り土が見られますが
 隣りの葛山や大峰山のような山城があったという話は聞いていません。。
 葛山城に付随する前衛砦でもあったのでしょうか不思議な空間ですっ


 山頂近くの林内を歩いていると角が取れた丸石が所々に転がっています!
 ここは河原ではなく麓から400m近くも登った里山山中ですっ
 人がわざわざ担ぎ上げる理由もないことから大峰面の川石と思われます☆
 ※大峰面とは北安曇郡池田町北東部の大峰高原を模式地として
  付けられた名前で長野盆地や松本盆地ができる前の時代の地形面のこと
  旭山・葛山・郷路山・大峰山・地附山一帯は嘗て連続する平坦な地形面(大峰面)で
  北アルプス方面から流れてきた古犀川の河原だったと考えられています。。
  その後 今の長野盆地が沈降し西側が隆起したため
  沈降した長野盆地に流れ込む河川の浸食を受けて
  現在の旭山・葛山・大峰山・地附山が形作られました!
  (参考文献「長野の大地」ほおずき書籍)
  郷路山にある川石は古犀川のものだとは断定はできません
  なぜなら一連の地殻変動の過程で盆地の縁に流れ込んだ別の河川が
  遠くから運んできた可能性も考えられるからです
  参考にした書籍「長野の大地」によれば
  地殻変動以前の大峰面を流れていた古犀川の洪水時の砂礫は
  大峰山と地附山との鞍部に残されていると書かれています。。。


 郷路山山頂と思われるピーク 山頂を示すものは何もありません!


 帰りは往生寺に向かわず葛山中腹をトラバースし静松寺に戻りました!


 地形図にも山頂にも山名表示のない不遇の里山 郷路山
 これから春の芽吹きまでこうした登山道がない藪山歩きが楽しい時期になります♫ 



 
 









  


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2021年11月01日

郷路山#1

 長野県庁の背後に連なる里山の一つ 郷路山 へ




 山中でいち早く色づく ヤマウルシ の紅葉・黄葉 


 センボンヤリ と ミヤマガマズミ
 全体的には未だ緑が優勢ですが暖色系が目立ってきました☆


 ウリカエデ と ダンコウバイ


 ミヤマガマズミ と ムラサキシキブ


 エンコウカエデ 総称のイタヤカエデと呼ぶことも
 葉の形は変異が多いので七化け楓の異名をもちます!




 ハウチワカエデ


 オヤマボクチ と リュウノウギク


 ホオノキ


 ウリカエデ と コシアブラ


 ウラジロノキ と ヤマウルシ


 葉緑素が消滅し白化が進んだ コシアブラ


 ミズナラ


 同じウリカエデのの紅葉ですが反射光と透過光では見え方が変わります!



 急登もそろそろ終わり間もなく稜線ですっ  つづく。。。







  


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