2018年08月31日

富士ノ塔山

 富士ノ塔山への登山道は複数ありますが今回は西側の小田切から山頂へ


 小田切から見た富士ノ塔山 手前の992mピークの方が立派に見えます!

 山腹の道路脇は帰化植物がたくさん見られます!


 ヨウシュヤマゴボウ 別名:アメリカヤマゴボウ 全草有毒
 北アメリカ原産で明治時代初期に日本各地に広がったとされています。。
 

 オオハンゴンソウ
 北アメリカ原産の帰化植物で明治中期に観賞用として持ち込まれ戦後野生化
 現在 生態系に被害を及ぼしたり及ぼす恐れのある侵略的外来種であるばかりか
 政令により規制・防除の対象になる特定外来生物に指定されています!
 過疎化・高齢化が進む中山間地に目立つのも気になります。。。


 ハキダメギク と オオブタクサ

 ハキダメギク は北アメリカ原産 大正時代日本の植物学の父「牧野富太郎」が
 世田谷の掃き溜めで発見したことが和名の由来

 オオブタクサ は北アメリカ原産で輸入大豆に付着し1952年に侵入
 同類のブタクサと共に花粉症の原因植物になっています。。。



 ヤブミョウガ ミョウガと名がつきますがミョウガ(ショウガ科)と別種のツユクサ科
 関東以西の暖地の山林に自生するとされ 長野県植物誌では県南部に分布とありますが
 ここは長野県北部の標高800mの山林内  これも温暖化の影響か・・・



 路傍を埋める アカソ


 ヌルデ と イヌタデ


 イタドリ


 ママコノシリヌグイ




 オオモミジ


 ウド


 ツリフネソウ


 クズ


 ツルフジバカマ


 富士ノ塔山山頂

 日中はまだまだ暑いですが日差しに真夏のような強さは感じられなくなりました。。。








  


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2018年08月29日

陣場平山#2

 地蔵峠から林道陣場平線を経て 陣場平山山頂 へ



 林道陣場平線と陣場平山山頂で出会った花々

 ヤブマメ と ノコンギク


 サラシナショウマ が咲き始めました☆




 クマヤナギ
 私の友人はクマヤナギの枝で和カンジキを作りスノートレッキングを楽しんでいました。。。


 ナンバンハコベ


 ボタンヅル と ヤマトリカブト


 ヤブタバコ と オトコエシ
 ヤブタバコはガンクビソウに良く似ていますが花が葉の脇につきます!



 タイミョウセセリ(クサフジ) と キイロスズメバチ(ノダケ)


 イチモンジチョウ(クマヤナギ) と スジグロシロチョウ(ノコンギク)



 アブラチャン と ツノハシバミ



 タマアジサイ と ゲンノショウコ
 タマアジサイの花期は他のアジサイより遅く8~9月


 怪無山の向こうに 妙高山(左) と 黒姫山 が望めました☆


 戸隠西岳連峰から戸隠連峰 そして高妻山・乙妻山まで一望できました♫




 陣場平山山頂の一等三角点
 上面に刻まれている+印が矢羽根になっている全国的にも珍しい標石です!!  


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2018年08月28日

陣場平山#1

 不安定な天気が続きます。。
 天気の急変を想定して林道が山頂近くまで伸びる 長野市七二会の 陣場平山 へ


 長野市篠ノ井山布施より

 矢口登山口~地蔵峠の花々


 ナンブアザミ


 キオン と ハンゴンソウ


 ママコノシリヌグイ
 よく似たアキノウナギツカミミゾソバは湿地に生育するのに対し
 本種は路傍や草地などに生育します! 




 ミズタマソウ


 ヤマハギ と ススキ


 ダイコンソウ と キンミズヒキ


 路傍を占有する アカソ  と  芳香を放つ クサギ


 フシグロセンノウ


 カワミドリ と イタチササゲ


 イヌトウバナ と ガガイモ


 ツリフネソウ


 キツリフネ


 ヌスビトハギ と オニドコロ


 ナガミノツルキケマン


 クサボタン

 地蔵峠到着っっ  林道陣場平線から陣場平山山頂に向かいます!  つづく

























  


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2018年08月26日

飯綱高原フォレストミュージアム

 長野市が設置した実験林「飯綱高原フォレストミュージアム」(森林博物館) へ


 飯綱高原フォレストミュージアム は
 シラカバ林・ハンノキ林・広葉樹林・ドイツトウヒ林・カラマツ林・ハルニレ林
 の6つのエリアに分かれており各々の林下林床では特徴ある植生が見られます☆

 林縁に咲く花々

 ボタンヅル


 ツリフネソウ と ヤマブドウの葉に形成されたヤマブドウハトックリフシ


 ヤブマメ


 キンミズヒキ と オトコエシ


 タケニグサ


 クルマバナ と イヌトウバナ

 シラカバ林林下の草地に咲く花々

 オトギリソウ と コバギボウシ


 ゲンノショウコ と オミナエシ


 ユウガギク と ノハラアザミ

 ハンノキ・ハルニレ林に咲く花々

 オオバセンキュウ と タチアザミ

 ドイツトウヒ林に咲く花と実

 バライチゴ(別名:ミヤマイチゴ) 日本固有種


 マルバフユイチゴ と エビガライチゴ


 ノササゲ


 トチバニンジン

 林内は緑鬱蒼とした夏模様ですが草花の顔ぶれや色づき始めた実に季節の移ろいを感じました!





  


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2018年08月25日

信大志賀自然教育園

 志賀高原にある 信州大学志賀自然教育園 へ

 この教育園は信州大学が志賀山の裾野に広がる原生林の一部を和合会から借地し
 整備した自然教育研究施設
 周囲の原生林の中には往復3時間ほどの自然観察路が拓かれており
 志賀高原の溶岩の大地を覆う豊かな森を楽しむことができます☆



 教育園のエントランス 下の広場 は夏と初秋の花々が見られます♬

 アキノキリンソウ と エゾリンドウ


 ハクサンフウロ と ハナイカリ


 エゾリンドウ


 トリカブトの仲間 と ゴマナ


 ウメバチソウ と クサボタン


 下の広場を出発して原生林の中へ


 ゴゼンタチバナ


 ツルツゲ と ツバメオモト


 展望台からは琵琶池・蓮池方面が望めます☆


 ヒカリゴケ


 ふたご岩


 タケシマラン


 クロベ(ネズコ)巨木の根上がり と 岩上の木道


 もち病を患ったアズマシャクナゲ と 色づき始めたイワカガミの葉


  くぐり岩 と ふたご岩


 クロベ(ネズコ)の巨木 と 木場の広場


 深山の薄暗い林内に生える落葉低木 ミヤマシグレ


 シラタマノキ


 オオバスノキ




 たこ松
 岩上に芽生えたコメツガが成長するにつれ土を求めて懸命に根を伸した証

 不安定な天気でしたが雨に降られることなく幻想的な志賀高原の森を楽しむことができました☆

 

  


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2018年08月24日

大座法師池

 晴れていれば水面が空を映して美しい大座法師池ですが
 雲が厚く薄暗い天気では池畔の景色も冴えません。。。




 エゾミソハギ と イヌゴマ


 カワラナデシコ


 ワレモコウ




 コウゾリナ と リョウブ


 フジバカマ


 キキョウ と オミナエシ


 ツルフジバカマ


 モンキチョウ


 ノハラアザミ と ユウガギク

 人の気配の無い池畔では葦の葉が風で擦れる乾いた音が響いていました。。。


  


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2018年08月23日

戸隠鏡池

 連日の猛暑日 涼を求めて標高1200mの戸隠高原へ




 風に揺れる シシウド が涼やかに感じました☆


 ユウガギク


 戸隠西岳連峰 と 鏡池


 戸隠山
 鏡池から見ると戸隠山より手前の八方睨の方が立派に見えます!


 シモツケ


 池畔の林下に咲く オトコエシ


 戸隠連峰


 九頭竜山 と 荒々しい東壁


 ノコンギク




 戸隠西岳連峰


 ハンゴンソウ と コウゾリナ


 クサボタン


 虫こぶ ヤマブドウハトックリフシ  と 色づき始めた オオカメノキ


 ケナシヤブデマリ


 マルバゴマキ

 真夏以上の猛暑が続きますが 高原の植物たちは秋風を待っていられないようです。。。
  


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2018年08月22日

菅平湿原

 ラグビーの夏合宿で賑わう 菅平高原 にある 菅平湿原 へ


 オニナルコスゲ に覆われた 菅平湿原


 キツリフネ と ツリフネソウ


 イヌゴマ と ミゾホオズキ


 シキンカラマツ


 ナガミノツルキケマン


 ドクゼリ と カルガモ


                             セ リ


 オオマルバノホロシ


 ミゾソバ


 アキノウナギツカミ


 ハンゴンソウで吸蜜するヒョウモンチョウの仲間


 アカバナ と ヒメナミキ


                            ガ マ



 ハンゴンソウ




 ガマズミ と ケヤマウコギ


 ユウガギク と オオウバユリ


 ミツモトソウ と ダイコンソウ


 ヤブジラミ


 カリガネソウ

 下界は猛暑日ですが
 標高1200mの湿原の外周路は樹木で直射日光も遮られ心地良い涼やかさでした。。。
  


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2018年08月21日

峰の原高原

 須坂市の 峰の原高原 へ


 多少もやがかかっていましたが戸隠連峰や白馬岳から五竜岳が望めました☆

 高原を飾る花も晩夏っぽくなってきました。。

 ヤナギラン


 ススキ と オミナエシ


 キキョウ


 ワレモコウ





 マツムシソウ が見頃です!


 ススキ


 アキノキリンソウ と コウゾリナ



 ツリガネニンジン


 ヨツバヒヨドリ


 ハンゴンソウ


 イタドリ


 オトコエシ と ノコギリソウ




 ユウスゲ


 ヤマハギ と ノハラアザミ


 ヤマハハコ


 ヤマウルシ

 草原に涼風が渡る晩夏の峰の原高原を満喫できました☆  


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2018年08月20日

飯縄山#2

 森林限界を超え中社分岐を過ぎるといよいよ飯縄山南峰への登りです!
 ここから南峰までは草地の花々がたくさん見られます☆


 オヤマボクチ の蕾


 ハクサンフウロ


 ツリガネニンジン


 タムラソウ


 トリカブトの仲間


 花期を終え装飾花が反転したノリウツギ と ホツツジ


 ノリクラアザミ と ヤマハハコ


 オトギリソウ と トモエシオガマ


 カラスアゲハ


 ヤナギラン が群生する南峰到着! 


 キアゲハ


 本峰に向け快適な吊り尾根歩き 振り返ると南峰が・・・


 笹原から顔を出す灌木の先は早くも色づき始めていました! 路傍にはシラタマノキ




 黒姫・妙高山方面


 火打山  と  黒姫山(手前)・妙高山


 戸隠連峰は生憎 雲の中でした。。。 手前のドーム状の山は高デッキ山



  


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2018年08月19日

飯縄山#1

 半年ぶりに 飯縄山 へ


 大谷地湿原からの飯縄山




 オオカメノキ と ノギラン


 ウスノキ と スノキ


 ハナヒリノキ と クロイチゴ


 ノリウツギ と ツノハシバミ


 アキノキリンソウ と ハクサンオミナエシ


 クロバナヒキオコシ 米粒ほどの小さな花です。。



 森林限界を超えると一気に視界が広がります!


 浅間山から湯ノ丸山・烏帽子岳の山並み


 富士山 と 槍ヶ岳


 白馬三山(鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)


 タムラソウ と ホツツジ




 笹葉の虫食い跡 戸隠では 九頭竜の歯形 と呼びます!


 戸隠連峰 と 眼下に広がる善光寺平



 眺望を堪能し いよいよ飯縄山南峰の登りに入りますっっ つづく。。。




  


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2018年08月18日

唐花見湿原

 大町市にある 長野県自然環境保全地域 「唐花見湿原」 へ


 湿原入り口にある立派な休憩所




 僅かに咲き残っていた エゾミソハギ


 結実した ノリウツギ


 サワギキョウ




 クサレダマ の若い実  と  サワギキョウ


 アブラガヤ


 ミヤマウメモドキ
 氷河期の遺存種といわれ群生は本州の日本海側でしか見ることのできない貴重植物
 ウメモドキに似ていますが葉は細長く基部は鋭いクサビ形で葉柄が長いのが特徴
 生育環境はウメモドキ同様 湿地の周辺部でイソノキなどと共に灌木林を形成します。。


 イソノキ


 湿原の周辺部では ミヤマウメモドキ や イソノキ の灌木林の中を木道が通りますっ

 初冬になると落葉が進み ミヤマウメモドキ の赤い実が存在感を増します!

  


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2018年08月17日

鷹狩山

 夏の太平洋高気圧に代わり秋の大陸高気圧に覆われた今日は
 昨日までの蒸し暑さが嘘のような爽やかな好天になりました☆

 秋風に誘われて北アルプスの展望台 大町市の 鷹狩山 へ



 山頂に向かう林道霊松寺線沿いには赤いものがチラホラと・・・

 オオモミジ と ヤマブドウ


 聖山方面


 チゴユリ と ミヤマガマズミ


 アキノキリンソウ と オトコエシ




 コウゾリナ と シラヤマギク


 キキョウ と ツルリンドウ


 オヤマボクチ と ヤマハハコ




 ミヤマママコナ


 イチモンジセセリ と アキアカネ


 マツムシソウ


 山頂にある立派な展望台


 大町市街地と北アルプス
 北アの稜線付近は雲が多く ピークが見えたのは烏帽子岳と鳴沢岳くらいでした。。



  
タグ :鷹狩山


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2018年08月16日

大谷地湿原

 アケボノシュスラン が咲き始める頃と飯綱高原にある 大谷地湿原 へ


 湿原は葦原と化し飯縄山山頂は雲の中


 ヒメナミキ と ミゾホオズキ


 セリ

 湿原内は葦が繁茂し花数が少ないので湿原を一周する周回コースへ


 ウワミズザクラ の実 黄色から赤へと変化し最後に黒熟します!


 イタドリ と ウド


 ゲンノショウコ と ツユクサ
 ツユクサは道端でも見られ現在は雑草扱いされていますが
 万葉集などの和歌集では月草として登場する美しい花です。。。


 イヌトウバナ と ヌスビトハギ


 キンミズヒキ と ダイコンソウ




 今日のお目当て アケボノシュスラン 数株が花をつけ始めていました!


 オオウバユリ の若い実


 カンボクの若い実 と ヤブデマリの実


 結実したノブキ と ナニワズの実


 ハリガネオチバタケ


 キツリフネ と ツリフネソウ

 厚い雲に覆われた今日 大谷地湿原周回コースは日没後のような薄暗さでした。。









  


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2018年08月15日

旭山

 大気の状態が不安定な日が続きます。。。
 遠出を諦め初夏から足が遠のいていた長野市街地に隣接する里山 旭山 へ




 山腹の薄暗い林床に咲いていた キツネノカミソリ


 オトコエシ


 ヤブラン と ヘクソカズラ


 ヤマガシュウ と ツリバナ


 クサギ
 葉は独特の臭いがありますが花は名前のイメージとは異なり甘い良い香りがします☆


 ミヤマナルコユリ と ハンショウヅル の若い痩果


 ツルリンドウ と チゴユリ




 ミヤマウズラ


 旭山山頂
 草刈りと少雨の影響で城跡は乾燥して草地の花々は見られませんでした。。


 オオムラサキ 鮮やかなブルーが見られなかったのでメスかと

 子供の頃 カブト虫を採りにクヌギ林に行くと他の昆虫たちにと共に
 樹液を吸うオオムラサキの姿を良く見かけたものですが今はどうなんでしょうか・・・


  


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2018年08月14日

たら原山

 長野市大岡(旧大岡村)の たら原山 へ



 読み方は 「たららやま」 国土地理院の地形図では 「たら原山
 林道聖山山頂線起点に設置された登山口標柱では 「たらら山」 と表記されています。。


 さらに県道12号線の案内表示は全く異なる漢字を当てています!
 どれが正しいのかは不明。。。

 登山対象の山という感じではありませんが山中は自然豊かで咲く花々も魅力的☆

 『山麓の花や実たち』

 クズ


 クサフジ と ツルフジバカマ


 クサギ と ウド


 タケニグサ と ウバユリ


 ミズキ と ミツバウツギ の実


 キブシ と アブラチャン の実


 『山腹の花や実たち』

エビガライチゴ の実


 キンミズヒキ と コバギボウシ


 イタチササゲ


 フシグロセンノウ


 キオン


 ソバナ と ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ

 『山頂付近の花や実たち』

 コオニユリ


 ハナウド


 ツリフネソウ と キツリフネ


 ノリウツギ 受粉が終わると装飾花は反転します!


 結実期を迎えた エゾアジサイ  と  クルマバナ


 ヤマハギ


 カワラナデシコ と ハンゴンソウ

 1392.4mの山頂には場違いな大きな建物があります!

 その正体は国土交通省の「聖高原レーダ雨雪量観測所


 下山後 芦ノ尻道祖神 に手を合わせ帰路に就きました。。。

 山地から亜高山帯の花々がたくさん見られフラワーウォッチングには最適な山でした☆


  


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2018年08月13日

坪山山麓

 今 長野市小田切の坪山山麓では クズの花 の甘い芳香が漂っています!





 クズ はマメ科クズ属のつる性の多年草で秋の七草の一つ
 根からは葛粉や漢方薬が作られ花は万葉の昔から親しまれてきました。。。




 花穂の形は様々で個性的 クズの花に出会うと撮影枚数が一気に増えます!


 シデシャジン キキョウ科の多年草でカールする5裂の花冠が特徴的


 ヒヨドリバナ と タケニグサ


 ヤマハギ


 キキョウ と コバギボウシ


 オミナエシ


 クサフジ と ツルフジバカマ


 イタチササゲ


 長野市川中島から坪山方面を望む

 里山ではお盆が過ぎると秋の花々が続々登場してきますっっ
  


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2018年08月12日

一の鳥居苑地

 8月も中旬 1000mの高原は晩夏を感じるようになってきました。。。






 オミナエシ


 ヨツバヒヨドリ


 ツリガネニンジン と ワレモコウ


 ゲンノショウコ と イヌゴマ




 マルバダケブキ




 キキョウ


 コオニユリ


 マルバフユイチゴ と オオカメノキ


 コウゾリナ

 火照った肌を撫でる風がとても心地よく感じられました☆
  


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2018年08月11日

軍足池

 長野市広瀬にある 軍足池(ぐんだりいけ) へ


 現在の軍足池は平成13年秋に竣工した南北150m東西100mの灌漑用溜池
 池の周囲は広瀬ふれあい公園として整備されています。。

 周辺の林縁には晩夏を感じさせる花も登場してきました。。。

 ツリフネソウ と ツルボ


 キンミズヒキ と クサフジ


 ヤマボウシ の若い実

 池畔の湿生植物たち

 エゾミソハギ


 クサレダマ と ガマ


 ミクリ <環境省絶滅危惧種Ⅱ類>

 池の水面を飾る水生植物たち

 ヒツジグサ


 ジュンサイ <環境省絶滅危惧種Ⅱ類> と ヒシ






 イヌタヌキモ <環境省準絶滅危惧種>


 池には特定外来生物に指定されているオオフサモ や
 外来種のコカナダモ等が確認されており在来種への影響が危惧されています。。。

 軍足池は人工の農業用溜池ですが
 2009年秋に行われた長野県環境保全研究所による植物相調査では
 池とその周辺で12種類の絶滅危惧種が確認されました!
 特にノタヌキモは県内で初めて確認された絶滅危惧種であり
 植物学的にもとても貴重な場所になっています!

  
タグ :軍足池


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2018年08月10日

聖山

 筑北三山の一つ 聖山 へ


 聖山山頂


 ゲンノショウコ と キツネノボタン


 フシグロセンノウ


 ソバナ と オトコエシ


 オカトラノオ や ウツボグサ が未だ咲いていました!


 ヤマブドウの葉に形成された虫こぶ ヤマブドウハトックリフシ


 登山道脇にあるブナの大木


 トリカブト と ノアザミ


 ヤナギラン と ハンゴンソウ


 ネジバナ


 ダイコンソウ と テンニンソウ


 オオカメノキ と サワフタギ の若い実


 ヨツバヒヨドリ の群生の向こうに善光寺平が望めました!


 ジャコウソウ と ヨツバヒヨドリ


 聖山山頂


 麻績・筑北村が眼下に望めました☆

 今日は雲が多く遠望は利きませんでしたが天気が良ければ展望は抜群です!



  
タグ :聖山


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2018年08月09日

秋の七草

 立秋が過ぎ暦の上では秋の到来。。。
 長野市北部の山間地へ 秋の七草 探しに出かけましたっっ


 ハギ(萩) 写真はヤマハギ(山萩)
 マメ科ハギ属の落葉低木 秋の七草の中で唯一の木
 昔は草と木の区別が明確ではなかったようです。。


 尾花(おばな)=ススキ(薄) イネ科ススキ属の多年草 茅・萱(かや)とも呼ばれます。。


 葛花=葛(くず) マメ科クズ属の つる性多年草 
 根からは食材のくず粉や漢方薬の「葛根湯」が造られます。。
 北米ではススキと共に侵略的外来種として猛威を振るっています!


 撫子(なでしこ) 別名:カワラナデシコ・ヤマトナデシコ ナデシコ科ナデシコ属の多年草


 女郎花(おみなえし) オミナエシ科オミナエシ属の多年草


 藤袴(ふじばかま) キク科ヒヨドリバナ属の多年草
 以前は日本各地で群生が見られましたが
 今は環境省のレッドリストに載る準絶滅危惧(NT)種です!
 今回見つけた株は未だ蕾でした。。。


 朝貌(あさがお)=桔梗(ききょう) ※朝貌は現在の朝顔ではなく桔梗とするのが定説
 桔梗(ききょう)はキキョウ科の多年草
 自生株は近年減少傾向にあり環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)


 春の七草は食べて春の到来を愉しみますが秋の七草は花を愉しむ選定になっています

 そもそも「秋の七草」とは奈良時代の歌人「山上憶良」(やまのうえのおくら)が詠んだ
 万葉集の歌の中で登場する 秋の七種の花 のこと。。。

 秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば
 七種(ななくさ)の花 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花


 先人も我々同様 野に咲く花々を見て季節を感じていたんですね☆  
タグ :秋の七草


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2018年08月08日

親海湿原

 親海湿原(およみしつげん) は白馬村佐野坂の国道148号線脇にある湿原
 標高750mにある湿原にもかかわらず
 亜高山帯から高山帯にかけて生息する低層・高層湿原の植物が観察できます☆



 湿原周囲の林縁を飾る植物たち

 コマツナギ と ヤブデマリ


 オオウバユリ と キブシ


 フシグロセンノウ


 盛夏の湿原は葦原と化していますが茂る葦の間に夏の湿生植物たちが見られます☆




 ミソハギ


 既に花期を終えたはずの ミツガシワ や クサレダマ の花が残っていました!




 オモダカの仲間 アギナシ
 オモダカとの区別は変異が大きい葉では難しいため
 根元にムカゴがあり花が葉より高い位置に咲いていたこと確認しアギナシとしました!


 サワギキョウ




 コオニユリ と ドクゼリ


 乾燥し草地化した所では コバギボウシ の群生が見られました☆

 日影の無い湿原の中は真夏の日差しが容赦なく照り付けますが渡る風は爽快でしたが
 風に揺れる花はカメラのフレームに中々収まってくれず苦労しました。。。
 
  


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2018年08月07日

姫川源流自然探勝園

 白馬村佐野坂の国道148号線脇の林の斜面から突然湧き出した水は
 直ぐに小川となって安曇野を北上しますっっ
 国道沿いに大きな河川の源流が見られるのは全国的にも稀なんだとか。。。







 梅花藻(バイカモ) というだけあってウメにに似た白い花を付けます☆

 流れの脇や周囲の林下では様々な花々が楽しめます☆


 フシグロセンノウ


 ハナウド と オオバセンキュウ


 ドクゼリ


 マルバゴマキ 葉を傷つけるとゴマ油の香りがします!


 ウバユリ


 マムシグサの仲間 と ホウチャクソウ の若い実


 ヤブデマリ


 キツリフネ と オタカラコウ



 ここで湧きだした水が姫川となり白馬連峰からの流れを集め
 周囲の田園を潤しながら58km先の日本海に注ぎます。。。
  


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2018年08月06日

居谷里湿原

 大町市の 居谷里湿原 へ
  



 湿原入り口に咲く イヌゴマ と ユウガギク


 夏空が似合う花のひとつ コオニユリ


 林縁を飾る ソバナ


 チダケサシ


 僅かに咲き残っていた クサレダマ


 葦に覆われた 居谷里湿原 


 サワギキョウ と コオニユリ


 ノリウツギ


 ミソハギ と フシグロセンノウ


 シュロソウ 一見茶色で地味な花ですが近寄って見ると意外と綺麗です!

 夏の居谷里湿原は葦が茂り早春のような開放感はありませんが夏の花々が楽しめます☆
  
タグ :居谷里湿原


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2018年08月05日

戸隠森林植物園#2




 カライトソウ と タマガワホトトギス


 ノコギリソウ


 オトコエシ 


 ケナシヤブデマリ


 ノリウツギ と アカバナ


 バイケイソウ


 ヤマトユキザサ(オオバユキザサ) と オオナルコユリ


 ジャコウソウ


 古くなった木道から生えたキノコ


 シキンカラマツ と ユウガギク


 レンゲショウマ


 キンミズヒキ


 ホソバガンクビソウ と ハンゴンソウ




 ヨツバヒヨドリ



 夏の戸隠森林植物園では こんな避暑地的光景も見られます☆
  


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2018年08月04日

戸隠森林植物園#1

 下界は茹だるような暑さが続きます。。
 少し車を走らせれば天然クーラーが効いた高原で涼めるのが長野の良いところ


 戸隠森林植物園エントランス


 オカトラノオ と ドクゼリ



 マルバダケブキ


 ウド


 シモツケソウ と マツムシソウ


 コオニユリ


 クガイソウ と マルハナバチの仲間


 ツリフネソウ と キツリフネ


 ノブキ と ノハラアザミ


 色づき始めた オオツリバナ の実


 カルガモ と アカハナカミキリ


 オオウバユリ

 盛夏の戸隠高原の森は生き物たちでとても賑やか そして姿形も多様で楽しめます☆
                                                つづく。。。  


Posted by びいぐる at 18:19Comments(0)

2018年08月03日

一の鳥居苑地#2

 盛夏の飯綱高原 「一の鳥居苑地」 は
 盛夏の花々に混じり初秋を感じさせる花々も登場してきました!




 秋の七草 キキョウ


 秋の七草 カワラナデシコ


 マツムシソウ


 ヌスビトハギ


 ユウガギク


 秋の七草 オミナエシ


 ネジバナ と ゲンノショウコ


 咲き残りの ウツボグサ と オカトラノオ


 マルバフユイチゴ と オオカメノキ


 コウゾリナ


 花期を終えた コウリンカ  と  イブキジャコウソウ


 コバギボウシ


 オオバギボウシ






 ユウスゲ


 帰路 芳香に足が止まり林縁を見ると 秋の七草 クズの花 が見頃でした☆





  


Posted by びいぐる at 20:46Comments(0)

2018年08月02日

一の鳥居苑地#1

 今 標高1000m超の高原は盛夏の花々で賑やかです☆


 コバギボウシ




 マルバダケブキ


 コバギボウシ


 オオバギボウシ


 コオニユリ


 アキノキリンソウ と ニガナ






 ヨツバヒヨドリ の花で吸蜜する アサギマダラ の姿がたくさん見られました☆


 ノハラアザミ と ノアザミ


 ヨツバヒヨドリ


 カワラナデシコ


 シラタマノキ


 オオツリバナ

 飯綱高原「一の鳥居苑地」は
 レンゲツツジ と ベニバナイチヤクソウ が咲き乱れた初夏の風景から
 すっかり様変わりしていました。。。   つづく



  


Posted by びいぐる at 18:27Comments(0)

2018年08月01日

戸隠小鳥ヶ池

 観光客で賑わう戸隠神社中社西側の森内にひっそり佇む 小鳥ヶ池




 池畔では女性2人が池と背後に連なる戸隠連峰を描いていました。。


 池畔に咲く ノリウツギ の花


 コウゾリナ と ツリガネニンジン


 小鳥ヶ池と戸隠連峰


 林縁では ハンゴンソウ が咲き始めていました!


 夏雲を映す小鳥ヶ池

 池の北側にある湿地では生い茂る葦の隙間に夏の花々が見られました☆


 コオニユリ


 ノリウツギ と タチアザミ




 サワギキョウ

 日差しは真夏の強さですが木陰に入ると火照った素肌に心地よい涼しさでした。。。



  


Posted by びいぐる at 21:51Comments(0)