2020年06月14日

飯縄山十三仏

 飯縄山南登山道には登山道の傍らに 十三仏 が安置されています。。

 この十三仏は今から200年前の1817年8月に建立
 その後 阿閦如来と大日如来が行方不明になっていましたが
 1971年に再建されました!

 十三仏とは死者を浄土に導く仏のこと
 室町時代の日本で人が亡くなると初七日から33回忌まで
 13回の冥界の審理が行われるという考え方が生まれました!
 13回の審理を13の仏がそれぞれ担当するのだとか・・・

飯縄山十三仏
 第1 不動明王 初七日(6日後)

飯縄山十三仏
 第2 釈迦如来 27日(13日後)

飯縄山十三仏
 第3 文殊菩薩 37日(20日後)

飯縄山十三仏
 第4 普賢菩薩 47日(27日後)

飯縄山十三仏
 第5 地蔵菩薩 57日(34日後)

飯縄山十三仏
 第6 弥勒菩薩 67日(41日後)

飯縄山十三仏
 第7 薬師如来 77日(48日後)

飯縄山十三仏
 第8 観音菩薩 百ヶ日(99日後)

飯縄山十三仏
 第9 勢至菩薩 1周忌(1年後)

飯縄山十三仏
 第10 阿弥陀如来 3回忌(2年後)

飯縄山十三仏
 第11 阿閦如来 7回忌(6年後)

飯縄山十三仏
 第12 大日如来 13回忌(12年後)

飯縄山十三仏
 第13 虚空蔵菩薩 33回忌(32年後)

 番外編
飯縄山十三仏
 第10阿弥陀如来と第11阿閦如来の間 駒つなぎの場 直ぐ下にある 馬頭観音
 馬頭観音は観世音菩薩の化身で六観音の一つで
 本来 諸悪魔を下し煩悩を断つ功徳がある観音様ですが
 馬の頭飾りをつけていることから一般には馬の守り神として広く信仰されてきました。。

 登山道から森林限界手前までに安置された石仏
 飯縄山中の四季を背景に立つ姿は訪れる度に異なり
 飯縄山登山を一層趣あるものにしてくれる無くてはならない存在です☆






Posted by びいぐる at 23:59│Comments(0)
 
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