2020年03月20日

ミスミソウ開花

 ミスミソウ の開花状況を見に善光寺背後の里山 大峰山 へ


 今年は暖冬だったので既に花の盛りが過ぎてしまっているのではと
 心配しながら群生地に向かったのですが意外にも咲き始め
 素人の推論ですが今シーズンは雪が極端に少なく
 地表が寒気に晒され続けたことが例年よりも開花を遅らせる要因になったのかも。。。




 ピンク色を帯びた花をつける株


 ミスミソウ はキンポウゲ科の常緑多年草
 花びらに見えるのは萼片で色も白以外にピンク・紫のものも


 この葉の形が ミスミソウ(三角草) の名の由来


 アカマツの倒木に生えた ツガサルノコシカケ と カワラタケ


 木製のベンチはコケに覆われていました。。。






 コシノカンアオイ 
 主に日本海側の多雪地に生えるウマノスズクサ科の常緑多年草
 信越国境の関田山脈のブナの林床などで良く見られます。。
 ここ大峰山の山頂付近はブナ林帯ではないため
 恐らく植樹したブナの苗と共に運ばれ定着したものと思われます!


 大峰山山頂にある鉄筋コンクリート造りの模擬天守 大峰城 と 樹間からの若槻上野方面


 大峰城の正式名称は「大峯山展望台」 昭和37年の竣工 平成19年に閉鎖

 昭和35年長野市は観光開発5カ年計画を立案し
 大峰・地附山一帯の大規模観光開発が行われましたっ
 大峰山の観光開発は長野市と担当となり「大峯山展望台」を建設
 隣りの地附山は地本企業などが出資しした観光事業者(長野国際観光)が担当することになり
 地附山山頂大遊圓地・地附山スキー場・地附山動物園・善光寺ロープウェイ
 ロープウェイ山麓駅雲上台に善光寺ヘルスセンターを建設しました。。
 しかし昭和40年を過ぎると利用者が減少し昭和50年全ての施設が廃止されました。。。
 
 昭和60年7月26日午後5時すぎ地附山の南. 東斜面で大規模な地すべりが発生
 復旧工事が終了すると地滑り跡には地附山メモリアル公園や
 嘗ての一大レジャーランドを周遊できる長野市トレッキングコースが整備されました。。。
  


Posted by びいぐる at 20:10Comments(0)